Thursday 31 December 2015

planned and completed activities in 2015

Website of Lab. /www.cryoscience.net/

研究室見学は随時受け付けています。遠慮無く連絡ください。

今後の予定
1/10 2015ランタン大なだれ復興支援シンポジウム@市ヶ谷


学位取得スケジュール for hoshi
1/14 系教員会議にて予備審査の伺い
1/19-2/12 予備審査実施
2/13 系教員会議にて予備審査報告
2/20 審査委員案の提出(主査→事務)
2/20 学位申請(学生→事務)
3/4 教授会にて学位申請
3/9-13 公開審査会
3/20 審査報告の書類提出(主査→事務)
4/1 教授会にて学位審査の投票
Done! Congratulation!


終了した行事
1/12-14 Climate Change Innovation and Resilience for Sustainable Livelihood@Kathmandu, Nepal (cozy)
3/1-6 International Symposium on Glaciology in High-Mountain Asia@Kathmandu, Nepal (cozy, damo, sunal, phuntsho)
4/26-5/1 HEIGEプロジェクト会合@UNESCO本部, Paris, France (cozy)
5/24-28 JPGU@幕張 (cozy, sojiro)
6/22-7/2 IUGG@Prague, Czech Republic (kakka)
7/26-8/2 INQUA@Nagoya, Japan (sunal)
9/13-16 日本雪氷研究大会@松本
10/9-11/9 ランタン災害調査@ネパール

Tuesday 29 December 2015

year end party

仕事が納まらなくて、てんてこ舞いのcozyです。

てんてこ舞いなところに、big newsがっ!!
"っ"がポイントね

しか~し、このbig newsはどのみち皆さんのお耳には入ることと思うので今日のところは

ひ み つ

んでもって、とりあえず先週あった二大イベントのうちの一つ、忘年会のご報告

cozyはどっかに出かけていて知らなかったのですが、

M&Mからお歳暮が届いていたそうです。

 

しかも、ご丁寧なラッピングつきで。



たいへんおいしゅうございました。このブログも弁天のあまりを呑みながら書いてます。



cozyが学生の頃に留学していたネパール人学生が、日本で最もうまかったと言った、「ケンタのチキン」と手巻き寿司が今回のメインディッシュ



すみません、最後に親ばか写真です。


皆さん、よいお年をお迎えください。



Sunday 27 December 2015

no water required

Formation of gullies on Mars by debris flows triggered by CO2 sublimation on Nature Geoscience

ちょっと前に、「水の証拠が!」と騒がれておりましたが、そうでもないよ!って論文が出てました。

いかにも、科学的知見の一進一退ぶりを示すような、展開です。

特に、惑星科学は隔靴掻痒的かつ言ったもん勝ち分野なので、いや、褒めてるつもりなんですけどね、こういう方向性の違うお話しも歓迎されてるんでしょうね、きっと。

cozyなら、このブログエントリのタイトルをNews & Viewsのタイトルにしたい

Planetary science: Mars on dry ice as News & Views


Saturday 26 December 2015

gfortran on mac el capitan

ただいま、絶賛Macへ乗り換え中です。

が、

なぜかグーグル先生の教えてくれた情報だけではうまくいかなかったので、メモ代わりに残しておこう。

最初、"mac fortran"で出てくるこちらこちらのページを参考にして、

1. Xcodeをインストール

2. Xcode Command Line Toolsをインストール
2-1. [Preferences]→[Downloads]では[Command Line Tools]ってのは見つからなかった
2-2. "xcode-select --install"をターミナルで打ってインストールできた。

3. Xcodeのライセンス条項の同意
3-1. "sudo xcodebuild -license"をターミナルへコピペ。ちゃんと"agree"までする。

4. MacPortsをインストール

5. MacPortsでgccをインストール
5-1. ここで躓く。何をやっても command not found


で、"マックでfortran"を検索して出てきたこちらのページにある、

http://gcc.gnu.org/wiki/GFortranBinaries

から、download gfortran 5.2のパッケージをダウンロードして、解凍してダブルクリックしたらあっさりとインストール成功。

detailed instructionsに書いてあるように、Xcodeは必要そうなので、最初からパッケージをダウンロードして、、、ではうまくいかない可能性はある。

う~む、なにやら消化不良だが、これ以上時間もかけたくないし、結果オーライってことで。

Friday 25 December 2015

science scandals

The Most Notorious Science Scandals of 2015 on Gizmodo

なんというランキング、、

1. A Grad Student Faked Data In an Important Gay Marriage Study
 でっち上げ統計結果でScience掲載

2. The American Psychological Association Colluded With the U.S. Government in Justifying Torture
 政府とつるむ学会

3. An ISU Scientist Went to Jail for Fraudulent Research
 HIVワクチンとかでインチキして刑務所送り。税金だけじゃなくて命も関わるからね。

4. Nobel Laureate Tim Hunt Had Some Questionable Things to Say About “Girl” Scientists
 研究室に女子がいると、、テンションが、いや、やめておこう

5. Berkeley Professor Geoff Marcy Was Found Guilty of Sexual Harassment
 なんや、メリケンさんも隠蔽体質あるやん!

6. Coca-Cola Was Accused of Funding its Own Science to Deliberately Mislead the Public
 わかりやすすぎてスキャンダルといえるかどうか、、

7. The Medical Journal of Australia Imploded
 よくやった!
 とか言いつつ、エルゼビア系からまもなく一本論文が出たりして、、

8. Machine Learning Got its First Cheating Scandal
 対マシーンのカンニング発見アルゴリズムとかが開発されるんだろうな~

9. A High-Profile Researcher Fabricated Scientific Results Published in Major Journals
 ScienceとかNatureとかPNASとかに論文出ると濡れ手に粟の研究費がつくって聞いてるんですが、来年度既に赤字になってるウチは何なんでしょうか?

10. A British Paper Suggested an All-Female Archaeology Team Was a “Publicity Stunt”
 うむむ、、

11. A Major Publisher Retracted 43 Papers
 新興国からの論文の査読は確かに消耗する。けど、編集者として担当するのはもっと疲弊する。
 だってちゃんと直してこないんだもん!なめとんのか!コラ!

12. An Accounting Prof Had 32 Retractions
 うぉすげー!と思ったら、上には上が、、

最後の取り下げの記事のリンク先にあるのが「論文取り下げランキング」!!

日本人が活躍しているようで、なによりです。
oboちゃんもまだまだだな

と思ったら、、失礼!2014年のダントツトップ扱いでした。しかもSAGA扱い!

生命系の有名な先生が「科学への信頼が揺らいだ!」とか言ってますが、ほとんどがあんたらの業界やんけ!おかげで変な倫理e-learningテストとか受けさせられる全研究業界にまずは謝らんかい!

Thursday 24 December 2015

no camera shake

今、ランタンで撮ってきたデータの解析をゴリゴリと進めていますが、これがまた時間がかかります。

いろいろ位置情報を与えて、最終プロダクトを作るために、"ultra high"なんて選択したら、20時間経っても82%しか処理が進んでいません。冬休み前に最後まで終わるのだろうか、、
赤字上等でこれの最上位機種まで導入したのに

とはいえ、位置情報を与えて計算を開始してしまえばゴリゴリ仕事をするのはPCなので、フラフラとネットパトロールに出かけたりして見つけたのがこちら、、
別の論文かけよ!

First-Person Hyperlapse Video



具体的にどういう風に処理されているかの動画もあります。



コンセプトとしては、今処理しているStructure from Motionと同じような仕組みなんでしょうが、これをビデオでやってしまうのがすごい。

画像が荒いから大量に処理できるんでしょうね。でも、将来的には4K画質でできちゃったりするようになるんでしょうか。

いやはや、恐れ入ります。

Wednesday 23 December 2015

american interpretation

どこをどう解釈すると日本の「ゆるキャラ」





こうなるのだ??




Tuesday 22 December 2015

one stormy night

いつまで続くのでしょうか、この関係、、、、




まんま、こちらの絵本のよう、、


link to amazon


英語版も出てるのね


link to amazon

禁断の恋が泣けるんですよねぇ、、、

Monday 21 December 2015

japanese wall

先々週は北海道はニセコにて、雪崩の研究会がありました。



back image designed by reicorin

シンポジウムに登壇&司会したお方が雪の話題に全く触れず、そこそこの額(聞いちゃったけど、さすがに書くのは控えます)もらってるくせにえらいテキトー&ぼったくりだなぁ

と思ったりなんかしたわけですが、まぁそれ自体はどうでもいいことで、、、


cozyはワークショップの後半でランタンの調査結果の速報を紹介させてもらいました。

んで、その晩の呑み会で、チリの雪崩ハザードマップのことをやっていたお兄さんが、

「で、ランタンの話はどこに投稿するつもりなの?」

と聞いてきたので、

「まぁ、オープンアクセスでみんなに見てもらいたいから、NHESSかなぁ」

と答えたら、えらい微妙な顔してたので、どうしたの?と思っていたら、お隣にいたnさんが、

「いやね、この前彼の論文をリジェクトしちゃったんだよねぇ。今日話したくらい中身があれば良かったのに、投稿してたやつは中身が薄かったし」

と、ちょっとうれしそうにご本人の前で話してくれました。若いし、本数稼ぐために出し惜しみしたのかもしれませんが、翌日検索してみたら、nさん一応匿名で査読してるじゃないですか。なのにご本人の前でぺらぺらとあんなこといっちゃって。。。
言葉わからなくても、勘がいい人ならわかっちゃうんじゃないかなぁ、、業界狭そうだし、

日本語の障壁って、すごいなぁって思った次第です。

Sunday 20 December 2015

wukong

cozyは2chまとめサイトの巡回が解析の合間の息抜きだったりするのですが、あっ、いっちゃった、

あまり話題になってないですね、これ

中国、ダークマターの直接検出に挑む探査衛星「悟空」を打ち上げ



2chの皆さんが好きそうな話題だと思うんだけどなぁ。。。


それにしても、ダークマターの候補物質、「ニュートラリーノ」って、なんでもう少し区別しやすい名前をつけなかったんだろうか、、、


Saturday 19 December 2015

ditzy ludwig

この日(12/17)はプレスリリースやら取材やらで忙しく、遊ぶ暇がありませんでしたが、



さすがグーグル先生、萌えをわかっとる


Friday 18 December 2015

on the evening front page

母国の防災に研究で貢献 名大に留学のネパール人2人 on 中日新聞

本日(12/18)の夕刊に載ったようです。
すみません定期購読はしてますが、夕刊はとってません



ネパール人の二人に焦点を当ててもらって、良いストーリーに仕上がってますね。

ありがたい。

no matter if no snow

英語の使い方あってるかしら?

COP21?地球温暖化?CO2?そんなのかんけぇねぇ~

と一昔前の芸人さんの決めぜりふが聞こえてきそうです。



会社はそんなつもりで作ってないと思いますけどね。

それにしてもどうやって撮ったのかなぁ~ すごい




これ思い出しちゃった。







Thursday 17 December 2015

nepal quake landslides

Nepal quake landslides 'could have been far worse' on BBC

論文ではランタンも大きく取り上げられています。



少しでも皆の目がここに向いて、復興の助けになればよいのですが。。

science paper online

Embargo = 報道規制、が今朝午前二時に解禁されたのでようやくご紹介できます。

ゴルカ地震で引き起こされた、地すべりなどの自然災害を九カ国50人余りの「ボランティアグループ」によって解析したお話しが、Scienceに載りました。

Kargel JS, Leonard GJ, Shugar DH, Haritashya UK, Bevington A, Fielding EJ, Fujita K, Geertsema M, Miles ES, Steiner J, Anderson E, Bajracharya S, Bawden GW, Breashears DF, Byers A, Collins B, Dhital MR, Donnellan A, Evans TL, Geai ML, Glasscoe MT, Green D, Gurung DR, Heijenk R, Hilborn A, Hudnut K, Huyck C, Immerzeel WW, Jian LM, Jibson R, Kääb A, Khanal NR, Kirschbaum D, Kraaijenbrink PDA, Lamsal D, Liu SY, Lv MY, McKinney D, Nahirnick NK, Nan ZT, Ojha S, Olsenholler J, Painter TH, Pleasants M, Pratima KC, Qi Y, Raup BH, Regmi D, Rounce DR, Sakai A, Shangguan DH, Shea JM, Shrestha AB, Shukla A, Stumm D, van der Kooij M, Voss K, Wang X, Weihs B, Wolfe D, Wu LZ, Yao XJ, Yoder MR, Young N
Geomorphic and geologic controls of geohazards induced by Nepal's 2015 Gorkha earthquake.
Science, doi:10.1126/science.aac8353, 2015

それにしてもスゴイ著者数だ

ち な み に

KargelからHaritashyaまでの4人が中心的にデータ解析と論文執筆を進めました。

cozyを含む、BevingtonからGeertsemaまでが、各地域の責任者としてデータをとりまとめ

MilesとSteinerは査読コメントが戻ってきた後の論文改訂にだいぶ貢献してました。

あとのたくさんは、ウチの三人を除くと正直、何してたかは知らないです。


名大雪氷の四人は、Cho Oyu と Everest AOI (Area of Interest)から、800以上の地すべりを抽出しました。最初の三週間で600近い地すべりを報告したら、かなり驚かれたので、ウチのチームの貢献はかなりあると自負しています。どういう手順、基準で地すべりを同定するか、なんかもほぼウチが決めたようなものです。

あと、cozyは氷河湖のインベントリも持っていたので、個人的な興味で「決壊洪水が発生していない」ことを確認しました。


・・・・


査読コメントは書き出しこそ、

すばらしい!研究コミュニティによる社会貢献のエクセレントな例だ!

とべた褒めでしたが、それに続く

However,,,

以下はケチョンケチョンで辛辣極まりありませんでした。絶望的な気分になりましたよ、ハイ。この時点で普通の雑誌ならまず間違いなくリジェクトだったでしょうが、紆余曲折の後、何とか形になりました。
cozyは今回のボスと編集部の間にはなんかあるんじゃないかとにらんでますが


論文にも書いてますが、今回のはあくまで基礎的資料の提供です。復興にどう研究コミュニティが貢献できるか、はこれからやらねばいけません。


・・・・ 追記

知人のサイエンスライターの援護射撃的紹介記事がNatureに載ってます。

ICIMODのプレスリリースはこちら

two degree questioned

A scientific critique of the two-degree climate change target on Nature Geoscience

こりゃまた懐疑派の方々の食い付きが良さそうな話ですねぇ



Wednesday 16 December 2015

dna computing

A DNA-based system for selecting and displaying the combined result of two input variables on Nature Communications




なんかもう、そんなことしちゃっていいの?って感じですね、cozy的には。

Tuesday 15 December 2015

nepal blockade

Nepal blockade: Six ways it affects the country on BBC



インド政府は「わしらは何もしとらんし」としらばっくれておりますが、被災国を締め上げるこのやり方は非難に値しますよね。

なんかいろいろインドに売り込んでるから及び腰なんでしょうが、言うべきことは言う、ってのがモットーなんじゃ無いんですか?我らがPMさん?

あと、マスコミの皆さんにおかれましては、「弱きを助ける報道」、よろしくお願いします。

Saturday 12 December 2015

glacier appli

氷河質量収支のデータがスマホやタブレットで見られるアプリが登場!
正直、どこに需要があるかわかりませんが、COP21にあわせたんでしょうね。

発行元のWGMS(世界氷河監視サービス)からのプレス発表資料

iOS: https://itunes.apple.com/us/app/wgms-glacier/id1055588979?mt=8
Android: https://play.google.com/store/apps/details?id=ch.wgms.glacierapp



ちゃんとはまぐり雪も登録されてます!
写真のクレジットがちゃんとしてないので、連絡しておこう。

立カルのfukuさん!他の立山の氷河を登録できるよう頑張って!


Thursday 10 December 2015

paper than money

Journal Impact Factor Shapes Scientists’ Reward Signal in the Prospect of Publication on Plos One

やっぱり、受理とか、出版されるとうれしいもんね。

札束で成果が出ると思ったら大間違い

あっ、研究するのには札束必要なんですけどね。
それにしても札束足りないなぁ

Wednesday 9 December 2015

one paper published

昨年のグリーンランド掘削の速報です。まとめてくれたmatoさんthx

Matoba et al. (2015) Glaciological and meteorological observations at the SIGMA-D site, northwestern Greenland Ice Sheet. Bulletin of Glaciological Research, 33, 7-14.
link to J-Stage
doiがまだ反映されてないみたいなのでJ-Stageへ直接リンク

楽しませてもらった分、cozyも2つほど片付けねばならない宿題が。。。

Sunday 6 December 2015

science community untrusted

温室効果ガス削減目標値知る人1割足らず in mynavi news

いろいろホームページとかに書いていても、訪問してくる学生さんとかほとんど読んでないみたいなので、この記事自体はまぁ、そんなもんかな、と思いましたが、最後の方の一文が、、、

「環境問題や原発、放射線の問題などについて、信頼できる情報源」を聞いた質問に対する答えで一番多かったのは「ジャーナリスト・評論家」で40%強。大学や研究機関の研究者・学者は、30%に達せず、国や国の外郭団体、環境保護団体よりも信頼度は低いという結果になっている。

福島の事故の際の振る舞いが原因なのでしょうか?失った信頼はそう簡単には取り戻せないでしょうね。

Saturday 5 December 2015

drone for agriculter

cozyはまだ手のひらサイズのマルチコプターしか飛ばしてないのに、世の中がどんどん先にいってしまってます。



お値段1万5千ドルだそうです。

Friday 4 December 2015

point cloud modeling

首都高速道路、MMS点群から橋梁などの3Dモデルを自動生成することに成功 in mynavi news




プレスリリース by 首都高速道路

これって、今処理しているランタンのデータと同じじゃないのかなぁ??

どの部分が世界初ってのがわからないけど、まぁ流行ってるよね。

Thursday 3 December 2015

ping pong machine

オムロンの卓球ロボット、募集していた名前が決定



おぉ、こりゃすごい


最近UAVづいてるcozyとしては、↓みたいなのなかなか。。。





んがしかし、究極はやはりこちらのお方でしょう (笑





Wednesday 2 December 2015

serac fall in mt. cook

Serac Fall in Mt Cook, New Zealand



これはすごい。すごいが、ランタンはもっとすごかったのだろう。。。

Tuesday 1 December 2015

one paper published

Tshering P, Fujita K (2016) First in situ record of decadal glacier mass balance (2003-2014) from the Bhutan Himalayas. Annals of Glaciology, 57(71), 289-294. doi:10.3189/2016AoG71A036



Good Job, Phuntsho!

Tuesday 24 November 2015

on the front page

一面に掲載されていてびっくり

ネパール地震の被害調査でドローン活躍 on 中日新聞(11/23)



さぁて、言いっぱなしで終わらないように頑張らなきゃ!

precise point positioning

通常、ウチでやっているGPS観測は、基準局を設置、データを連続記録し、この間、移動局で歩き回ったりベンチマーク(ボルトを打った動かないポイント)を測ったりします。

どんなにお高いGPSでも、単独で測っている以上、10m程度の誤差があります。
スクランブルが解除された最近は数mまで精度が上がっているようですが。

なので、動かない、と期待されるベンチマークを測ることで、異なる時期のデータを重ね合わせることができます。

だから例えば、「単独測位で南極氷床の流動が、、」な~んて言っている人の話は眉唾で聞いておくべきです。誤差の評価と得られた結果の比較をきちんとした上でなら別ですが。

ですが、今回のネパール大地震のように、基点自体が動いちゃってるかもしれない時は、このやり方が通用しません。

また、相対的な精度が確保されていれば研究上は十分とはいえ、できるだけ正確な位置情報で解析、後々に残しておきたい、というのが正直なところ。

こんな要望に応えてくれていたのが通称「PPP」、precise point positioningというウェブサービスでした。


あっ、しれっと「disabled」とかになってるし。。。

ここにRINEX形式に変換したGPSデータ(通称oファイル)を圧縮してメールで送ると、しばらく後にかなり正確な位置情報が送られてくるという、優れたサイトでした。

が、2013年の夏にサーバーがダウン。一年以上サービスが停止したままでした。最近復活しているのに気付き、今回のネパール調査のGPSデータを放り込んでみましたが、なぜかエラーメッセージがかえってきてしまいました。


困ったなぁ、、と思っていましたが、北大のM君に良いサイトを教えてもらいました。

Precise Point Positioning on Natural Resources Canada



ユーザー登録が必要ですが、RINEX形式を圧縮したファイルをアップロードすると、一分もしないうちに結果がメールで届きました。

複数の日に同じ場所で観測した結果を比較しても、誤差数cmとかなり良い感じです。

Monday 23 November 2015

water rocket world record

これ、ビデオを高機能にして、落ちてくるときに滑空するようにすれば、いろいろ使えるんじゃないかなぁ、、、

UCT team smashes eight-year water rocket world altitude record on UoCT




Sunday 22 November 2015

a young climber

東京オリンピックにクライミングが入るかどうか、この娘にかかっているといっても過言ではありません。

最も影響のある10代 in Time




Watch: Video Profile of Ashima Shiraishi on Climbing



でもね、最近クライミングジムも混み混みだし、これ以上人気出ないで欲しいなぁとも思ったりしてます。

最近アップされたこちらの動画もすごい



なんかもう異次元だな。。

Saturday 21 November 2015

minions

ネパール調査の機内映画で鑑賞しましたが、、、



ペンギンズ並にツボりました。

500円で売っていたミニストーリー集を衝動買いしちゃったくらい。


Friday 20 November 2015

a fixed wind uav

ランタン災害調査では、マルチコプターと固定翼の両方のエキスパートに参加してもらい観測を実施しました。

マルチコプターが4000mを越える標高でまともに飛んだ、という話を聞いたことがなかったのが一番の理由です。一方で、固定翼についてはこのランタン谷での先行研究があります

村を覆う雪氷土砂の量を見積もることが一番の目的でしたが、それと並行して「高標高でのUAV観測」そのものも、それなりに挑戦的なテーマだったわけです。

おかげさまでいずれもうまくいきました。二人のIさんには深く感謝している次第です。


んで、その結果はいずれお目にかかるとして、、固定翼絡みでこんなのを見つけました





カメラの性能が上がっていけば、数年後にはこういうのでも十分研究に使えるようになるんじゃないかなぁ、、と期待してます。

Thursday 19 November 2015

camera on uav

ランタン調査では特別に改造してもらったマルチコプターにソニーのα7を搭載して撮影をしました。


いやもう、種類がありすぎてわけわからん。
かつてのセーラームーンシリーズみたいだな。
ウチの予算で購入したのはRもSもIIもついてないやつね。

フルCMOSのセンサーを搭載しているミラーレス一眼カメラのなかでも軽量(35mmレンズ付きで600g)であること、がその主な理由です。
とかえらそうに書きましたが、首都大のIさんに指定されるままに購入しただけです。


観測も終了し、借用していたマルチコプターも返却したため、特にカメラが必要なわけではないのですが、新発売のカメラが「フルCMOSセンサー搭載のコンパクトカメラ」ということで目にとまったのがこちら。

DSC-RX1RM2

UAVで使うときはちょうど35mm単焦点だったし、α7に比べれば軽いし(507g)、ちょうどいいんじゃね?と思った次第。



が、お値段がただ者ではありませんでした。なんと、「428,880 円+税」!!ワンランク下のタイプでも23万越え、、

すみませんが、当面ご縁はなさそうです。。

Wednesday 18 November 2015

ice climbing in iceland

いや~かっこいい!



忙しいんだけど、見入っちゃいました。

調査でもこういうプロモーション動画作れるといいんだけど、、、


Tuesday 17 November 2015

massive rockfall

ランタン村の災害に関するデータをあれこれ解析しているところで、こんな動画が目にとまりました。

Massive Swiss Rockfall Caught on Video on Climbing




続いて再生されたこちらもなかなかの迫力。。




で す が 、

ランタン村を覆っているデブリの範囲を考えると、ランタン村を襲った雪崩と土砂は、たぶん、これの数十倍あったんじゃないかと思われます。

なんだか想像しがたいですが。

Monday 16 November 2015

bad feeling in thin air

う~む、嫌な予感がする。。。





嫌なら見なきゃいいんですが、う~む、、、

Sunday 15 November 2015

photo evidence

USGSの資料をナショジオが編集した動画を見つけました。





Saturday 14 November 2015

cheese stone

ランタン調査ではUAVによる観測以外にも、いろいろなデータを取得し、現在せっせと解析を進めています。

なかでも衝撃的だったのが、こちらの岩。



Sさんがてこ入れし、在ネパール日本大使館の「草の根援助」によって作られたチーズ工房への分岐にあった岩。

これが元の場所からずいぶんと離れたところで見つかった、という話はカトマンズを出る前にきいてました。


元の場所と、見つかった場所と、岩の重さがわかれば、雪崩の衝撃がわかるんじゃね?


と思いつき、観測初日に早速いってみたわけです。

元あった場所は様変わりしていましたが、村人が周辺の地形の特徴から、「ここだ」というところをGPSで押さえました。

見つかった場所との距離、なんと371 m!!

この岩をぐるりと撮影し、Photo Scanで処理したのがこちら



ここにスケールで大きさを与え、地面を刈り込み、「メッシュの穴埋め」をして、体積を求めたところ、

1.665 m3

お次は密度。周辺にあった似たような石を10個ほど使って求めます。

最初はコップいっぱいに水をいれておいて、そこに石を投入、あふれた水をジップロックで受けて、、、

と考えたりしてましたが、結局、、、

・コップの重さを量る = Wc
・水をいっぱいまで入れた重さを量る = Wc+Ww

・コップに石だけ入れた重さを量る = Ws+Wc
・水をいっぱいまでいれた重さを量る = Ws+Wx+Wc

以上から、

石の体積相当の水の重さ = Ww-Wx (g = cm3)
石の密度 = Ws / (Ww-Wx) (g cm-3)

この手順が一番水を無駄にしなくてすみました。

cozy「今度出題担当が回ってきたら院入試の問題にこれ出そうかな?」
nishi「検討会で怒られるよぉ~」
waka「じゃぁ群馬大で使わせてもらおうかな」

などと軽口を叩きつつ、出た値は

2.648 ± 0.104 g cm-3

すばらしく花崗岩(ちょい軽)な密度が得られました。

ここから、岩の重さは 4.41 ± 0.17 t

衝撃力の計算はまたいずれ。。。

Friday 13 November 2015

icequakes and glacier calving

雪氷のOBで現在北大に所属しているジェッカから、投稿依頼がありました。

この夏にグリーンランドでおこなった観測の一部です。



「地震と雪崩」でデビューしたジェッカですが、こういうことをやることになるとは当時は予想できませんでしたねぇ~

またの投稿をお待ちしてます。

Tuesday 10 November 2015

interstellar

もうずいぶん前の正月のことですが、これだけは映画館で見なければ、と見てきましたよインターステラ-



物理学的破綻を最小限に留めた素晴らしいSFとNature Podcastでもべた褒めしてました。

ただ、直前に飲んだマックコーヒーのおかげで星間旅行は尿意との戦いでした。
しかも太陽系抜ける前に負けたし。

とてもいい映画だったと思います。思ったんですが以下の様々な脳内突っ込みで映画の世界にどっぷりと、というわけにはいきませんでした。

・・・

主人公が現れなかったらそもそもどうするつもりの計画だったのか?

何年も現場離れてたのに、そんなにすぐに宇宙にいけるようになるんか?

一つ目の星での時間遅れが重力のせいなら1.3Gどころではすまないんじゃないか?

あんだけ時間差が生じるなら、先発隊の信号もめっちやred shiftしてるはずだし、そもそも届いた情報量が少ないだろうにそういうのは検討しなかったの?

着陸船であんな重力を脱出できる燃料とエンジン積んでんの?

事象の地平線ギリギリのとこの惑星なんて潮汐力でぐちゃぐちゃのような気がするんだけど?

熟成した特異点ってなにさ?降着物質がなくなっちゃってるってこと?

あんな回りに降着物質も何もないブラックホールなんてあるの?

ってか、あんなんだとX線出してないと思うけど見つかるもんなの?

事象の地平線をまたいでなんで無事なのか?

などなどなどなど、、、


でも、箱のクセにTARSカッケー。
いつ裏切るんかと気になってしょうがなかったけど


Monday 9 November 2015

back side wall

「2015ランタン大なだれ調査」を終え、本日戻りました。1月までのハザードマップ提供という、重い宿題が出ていますが、現地調査自体は成功裡に終了しました。

先日のキャンジンゴンパの内部の3Dイメージの、祭壇と反対側の壁の様子もできましたので、ここに公開。









いやはや、痛々しい。直接研究成果に結びつかないものの、村人やそのサポートをしている方たちに有益そうな成果は順次公開していく予定です。




Sunday 8 November 2015

fast and first product

ネパールゴルカ地震に伴う大なだれによって壊滅したランタン村の被害調査を行ってきました。地震発生直後から、もろもろを投げ打って準備を進めてきた甲斐があり、もろもろの損害があったものの(※)、十分すぎるほどのデータを取得し、間も無くカトマンズを発つ予定です。

※これについては酒の肴にして余りあるほどのお話がありますが、それはまたおいおい。。

ワンチャンスの観測にしては、かつてないほど思い通りの観測ができた一方で、住民たちからはかなり重たい宿題をいただきました。しんどいですが、ここが頑張りどころではないかとcozyは思います。

んでもって、まずはランタンの住民のリクエストに応えることが先決&使い始めたソフトウェアの予行演習を兼ね、ランタン谷奥のキャンジンにあるゴンパ(お寺)の被害状況に関して、内部の様子を3Dで紹介するためのデータ解析を行いました。








現在、これの後ろ側にある面の処理と、ウェブ上でそれぞれの人がグリグリできるようにするための方法を調べているところ。

ご存知の方がおられましたら、ご一報ください。

追記) 表示しやすいよう、写真を小さいサイズに変更

Thursday 5 November 2015

movies with short comment

機内映画で見たものの、特に言いたいことがなかったものをまとめてメモ
とかいいながら結構あれこれ言いたい放題

seeking a friend for the end of the world
世界の終わりもそんな悪くないかも、とついうっかり思っちゃいますが、このツンデレヒロインに振り回されるのはちょっと嫌だ

x-men days of future past
邦題でなぜ&を入れた?意味が全然違うと思わないの?映画業界って皆なっちゃんなの?
すごい能力あるくせにミュータントって激情型が多いのね。
あと、超能力があっても○ゲは防げないのか、、いや、副作用なのかな?

exodus
さっぱりおもろくない
あと津波なめんなコラ

hercules
なんかこう、登場人物全員がいろいろ雑

the november man
シャベル最強!
殺し屋女子思わせぶりに登場したくせにあっけなさ過ぎ。
原題の意味をググったら、日本の科学界にもおりましたよこういう人、さしずめthe november womanってとこですね。

into the storm
リンク先には「竜巻の恐ろしさがよくわかる」云々とかありますが、どっちかというと「竜巻を嘗めるにもほどがある」映画ではないだろうか

expendables 2expendables 3
乱暴者だよ!全員集合!
まぁ、ぶれないのはいいことだよ、シルベスター

big hero 6
予告はほとんど詐欺だな。だが泣ける~

fury
機内食のお供にはちょっと。。。
あんなにぱかぱか殺し合いしてるのに、仲間がやられて動揺する余裕があるんでしょうか?

night museum 2night museum 3
ロビンウィリアムズが泣ける。
映画は普通に楽しかった。

guardian of the galaxy
唯一まともなこと言ってるのがアライグマってのがアレですが、ふつうに楽しかった。cozy的にはもっと突き抜けたB級感を期待してたのですが、、

lucy
まぁあれだ、ダメ、絶対ってやつだ。
悪の親玉そういうのは手下にやらせとくもんだろ、体張りすぎ、とか、
研究者モーガン先生、あんまり役に立ってなかったな、とか、
あそこまで親玉追い詰めたならトドメさしとけよ、とか、
査読コメントをたくさんつけたくなる。

edge of tomorrow
どんどんスキルアップするトムさまカッケー
でも、戻るタイミングがもちっと前だったらとんずらして映画が終わってしまうとこでしたね。

pacific rim
こまけーことはいいんだよ!ってのが画面からびんびん伝わってくるのが良かったです。
マナさま健闘してたと思うけど、宇宙戦争で鼻水たらして怖がるダコタさまの域にはまだまだ

secret life of walter mitty
昨年のグリーンランド調査の準備中に宣伝を見て、「これは見ないかん!」と思ってたのですが、なかなかチャンスがありませんでした。
宣伝でグリーンランドエアーのプロモーション映画かと思ってたのですが、いろんな辺境にいってます。
でも、アフガニスタンでヒマラヤとか氷河とか言ってるのが謎。だいたいあんな湿潤じゃないだろ、アフガニスタン。
やっぱ仕事柄気になっちゃうの
会社生活が嫌になったオッサンが現実逃避する話かと思ってみていたら、骨の髄まで社畜だったでござる。

penguins of madagascar
突き抜けたすばらしさ!
この中では一押し!

Friday 30 October 2015

birdman

機内映画にて鑑賞

つなぎ目のないショットがいかにも

「ねぇねぇ、これどうやって撮ったの?って思うでしょ?スゴイでしょ?」

と○天検索後のホームページの広告のようでした。

あぁうっとおしい


酔っぱらい妄想演劇おやじかと思いきや、最後の娘の視線と表情はなに?

「えっ、ホントに飛ぶの?」




それにしても、便座に座る鳥人(笑。

あんなのいきなりいたら心臓止まるがな


Sunday 25 October 2015

dawn of the planet of the apes

どっかにいったときの機内映画にて鑑賞。



今の日本の状況を見ているようで、そら恐ろしい。

どちらの側にも好戦派と穏健派がいて、、

もはや様式美と化したゲイリーオールドマンのアレは水戸黄門的安心感


映画の一シーン、現実でも起こっていたようで(笑
いや、笑えないんだけど、、



Thursday 22 October 2015

Wednesday 21 October 2015

highly controlled uav

おもちゃのマルチコプターで室内練習をしている段階で、怖くてファントムすらあげられないcozyです。

極めるとここまでいくのか~



ちょっとヒマラヤまでご一緒しません?

あっ、のんびりあげるのは退屈ですかそうですか。


メイキングもありました。



Tuesday 20 October 2015

frozen

どっかの出張の機内映画で鑑賞


cozyの修論のテーマはrefrzozen (再凍結)でした。
これが言いたかっただけなんですけどね

氷河上で一人で2週間くらいすごしたりもしでしたが、

すこ~しも寒くないわ~

などと妙な独り言をいうほどおかしくはなりませんでしたよ。

だいたい城作れないし。




いろいろアナがそそっかしいのがアレですが、ともあれ男子が使えないのはよくわかりました。

Monday 19 October 2015

dry ice avalanche on mars

今回のネパール調査の主目的は、雪崩の災害調査ですが、遠い遠いあちらの世界でも雪崩が起こっているんだそうです。

Dynamic Mars on HiRISE



ハザードマップとか、多少なりとも責任がともなうので、ややストレスを感じています。まぁ被災者のストレスに比べりゃどうってことないんですがね。

それに比べ、こういうお気楽なお話しはうらやましい。

Sunday 18 October 2015

involving experts

JSTが募集したJ-RAPIDプログラムに、ネパール地震で壊滅したランタン村の災害調査を目的とした計画を申請し、採択され、6月以降、準備を進めてきました。

この前段階として、非常に重要な出来事が、久々に参加した5月のJpGUにてありました。

JpGUには極地研のKさんが招待講演どう?と、誘ってくれたので、「まぁ招待なら久々にいってみるばい」と参加したわけですが、、

偶然見つけたドローンのセッションへいったところ、部屋が狭く、入り口まであふれんばかりの聴衆がいて、関心の高さがわかりました。

で、無理矢理押し入って見たところ、最前列だけ空いていたので、これまた発表中にもかかわらず、ずかずかと入っていって席確保。

プロポ(UAVのコントローラー)をさわったこともないのに適当な質問をかます。
だいたいプロポって言葉も最近知ったし


皆さんが非常に使えそうなスキルをお持ちなので、セッションを閉じようとしていた座長を遮って無理矢理質問


「この中にお医者さまはいらっしゃいませんか~」


じゃなかった、


「ネパール地震に対して、このコミュニティは貢献できると思うのだけど、何か検討されてませんか?」


で、そこで反応してくれた、防災科研のIさん(「実は今晩からネパールいくんだよね」)と、首都大のIさんから名刺をもらい、ツテをつくりました。

首都大のIさんは、氷河地形の大家Iさん(Iさんだらけやな)の研究室の門下生とは旧知の仲だったそうで、その晩、しこたま呑み、その場で、


「そうだ、ネパールいこう」


となり、今に至ります。


それぞれ固定翼、マルチコプターのエキスパートの協力を得て、乗鞍でのテストフライトをおこない、他のプロジェクトが取得できないUAVの許可をゲットし、いよいよ現地入りとなります。

今後の氷河調査でも、、という下心はありますが、ともあれ、新しい分野とそこそこうまく連携できたのではないかと思っています。

いざ、take off!

Saturday 17 October 2015

slacker ants

アントマンのアリさん達は皆献身的に働いておりましたが、実際はもっとシビアというかなんというか、、

Most worker ants are slackers on Science



これ、前から言われていたことではありますが、働いているのはもっと少ないのね。大学と一緒だな。コレコレ

働き蟻の法則 by google先生

Friday 16 October 2015

ant-man

北極=arcticに対して、南極は=antarctic

んで、manが「真人間」とすれば、antmanは「ダメ人間」ってか?

いやいや、だからハイフンで結んでるんだな原題は。

あっ、でも主人公は結構ダメ人間系だから、そこも掛けてるんかな?

とアホなことを考えながら、ネパール前のクソ忙しい中見てきましたよ「アントマン」




予告で「大丈夫かこの映画?」と思いつつ、他に選択肢がなかったので仕方なく選んだんですが、


・更に縮んだら量子の世界云々の前に、ブラックホールになっちゃうんじゃない?

・ちっちゃくなったらレイノルズ数の関係で、もっと空気とか水が粘っこくなると思うんだけど?

・みんな働いている働きアリなんておかしい!


とか、いろいろどうでもいいことを考えつつも、思いの外面白かったです。

Thursday 15 October 2015

gravity

機内映画でGravity鑑賞



飛行機が落ちるシーンは機内映画ではカットされてますが、宇宙船が落ちるのは良いのね。

まぁ良く撮ったなぁとは思いますが、


そんな都合良くぶつからなかったり乗り移ったりして帰ってこれるかよ!


でもまぁ、厳密にやると最初の5分のアームが外れたところで終わっちゃうんですけどね。

せっかくならIMAX3Dで見たかったなぁ~

Wednesday 14 October 2015

test flight in kathmandu

PRODRONE社製のネパール調査特別仕様のマルチコプターのテストフライトをカトマンズ大でやってきました。

グランド横にある学食で機体準備



カトマンズ大でUAVを積極的にやっている教授も見学に。けっこう突っ込んだ内容の質問があったそうです。



グランドは草と砂が多いので、併設のバスケットコートを離発着場に。最初メッチャ見物人がいましたが、最後は数人しかいなくなりました。まぁそんなもんだよね。



微妙な不具合があるそうで、それを現地出発前に修正できるかどうか、IさんがPRODRONEと相談中。


cozyも借用した新型GPSをテスト運用。





右下のError Estimatesの数字のすさまじさ。わかる?かなり期待できます。山の中でOmniSTARが見えるかどうか、が鍵ですね。

Tuesday 13 October 2015

fuel crisis

ネパールでは、なが~いなが~い混乱の末、9月に新憲法ができました。

この内容に不満なインド政府がインド・ネパール国境を閉鎖し、物資や燃料が不足しています。

この影響で、行きつけのレストランが閉店していたり、開いていても「モモしかない」(桃じゃなくて、餃子のことね)って言われたり。

チャーターするバスや、発電機用のガソリン、料理用のガスなど、全てが高騰していて調査の予算を圧迫し、毎日エクセルとにらめっこです。
エクセル笑ってくれませんので勝ち目はありませんが


先日マルチコプターのテストフライトのためにカトマンズ大へ向かう道中でも。



こんななが~いなが~い車の列があちこちにできていました。

日本じゃほとんど報道されてないですが、地震で疲弊した小国に対するこの仕打ち、圧力を掛けるのも立派な災害援助&積極的平和主義だと思いますけど?まぁネパールの経済効果がショボイのは否定しませんがね。

Monday 12 October 2015

science behind the screen

This Is How Science Helped Hollywood Make More Realistic Explosions


何かを明らかにした、という研究ではありませんが、人がどう自然現象を捉えているか、ということは示唆していますよね。


ありの~ままの~でも粉体シミュレーションが使われていましたが、やはり、カネのあるところは進んでますなぁ。。。


Sunday 11 October 2015

good fortune, good seat

ゴルカ地震の災害調査のため、ネパール入りしました。

チェックインの際、

「二人組のお客様に、ビジネスシートが当たる抽選やってますが、参加されますか?」

「はぁ、くれるだけならもらいますが、、、」

と受け取った80番の抽選券。


な ん と


搭乗直前の抽選で、


「当たったのは80番のお客様で~す!」


・・・・・

チェックイン時に参加するかどうかを念押しされた理由はこちら、、、


ちなみに、cozyの下に着ているシャツはsigma moe Tです。

あぁ、ふり○旅行とかだったらそりゃあかんわ。


・・・・・


ってなわけで、真新しい787のビジネスシートでバンコクまで。超ー快適でした。

深夜便なので寝てすぐたたき起こされるんですがね。

四月から研究室に加わったSoちゃんは、テンション上がっちゃったのか、

マッドマックスみてました。ひゃっはぁ~~!!

大画面なのでcozyもついつい目がいって眠れなかった。。。


・・・・・

幸先がいいとみるか、運を使っちゃったとみるか、

ともあれいってきます。

Friday 9 October 2015

one paper accepted

ブログを更新する余裕無く、バタバタとネパール調査の準備をしておりましたが、合間を縫って改稿をしたプンツォの論文が、Annals of Glaciologyに受理されました。

途中で責任著者の責任を放り出した感もありますが、まぁ、修論生の仕事としては上出来でしょう。

頑張って観測を続けて欲しいものです。

Thursday 8 October 2015

huge, huge tsunami

以前からご愛読いただいている皆さんはご存じと思いますが、cozyがブログを更新しないときは、

・ ちょー暇でモチベーションだだ下がり

か、

・ ちょー忙しくて全く余裕無し

のどちらかです。こういうのを業界用語で「バイモーダル」といいます。
ハイ!ここ試験に出るから! → でませんけどね

これ以外の時は、忙しさと更新頻度は比例するんですけどね。


んで、ここ最近は、ちょー忙しくて更新できていませんでした。明日からもしばらく更新できないと思います。


なので、昨日見かけたこちらの記事をご紹介。

Signs of Ancient Megatsunami Could Portend Modern Hazard

すげー話だ。盆と正月とクリスマスとバレンタインが一度にきた、ってどころのスケールじゃありませんね。

Wednesday 23 September 2015

manned aerial vehicle

いやいや、それもうドローンじゃないし。。。。



ドローンの定義@ウィキペディア


ドローン規制法が決まって、

皆さん「どこで練習すれば良いんだか、、」とお悩みのようです。

「ひもが地面まで垂れていたら飛んでないし!」

とかいって、ひもを垂らして飛ばしている人もいたりして、苦労しています。

Tuesday 22 September 2015

beaten up

Bjørn Lomborg, just a scientist with a different opinion? on Real Climate

いや~けちょんけちょんですな。Web of Scienceが全てではないですが。まぁ本が売れてるから正しい!ってわけではないですよね。日本にもいますけどこんな人。さすがにリンク貼るのはやめときます。

対象として挙げられている人も、すんげ~引用されている一本を除くと意外とふつうだったりして。

それにしても、、、


cozyが気になったのは、本論に入る前の、オーストラリアでの出来事。

the Australian government (known for its contradictory position on climate change) offered the University of Western Australia (UWA) $4 million to make Lomborg professor – which UWA first accepted, but then after massive protest from its staff and students refused. The Australian government was quick to label it a “freedom of speech” issue that Lomborg should get a university position, and vowed to find another university that would host him. However, free speech doesn’t guarantee everyone a university position; there are also academic qualifications required.


日本だったらあっさりポストを差し出しちゃいそうなのが悲しい。。。


Monday 21 September 2015

distance or bombardment?

言ったもん勝ち!と、思わないでもありませんが、、、

Impact-driven planetary desiccation: The origin of the dry Venus on EPSL

これが目についたのは、数年前に出たこちらの論文が記憶に残っていたから。

Emergence of two types of terrestrial planet on solidification of magma ocean on Nature

こういう仮説提唱合戦の決着の付け方って、どうしてるんだろう?

それぞれの仮説で鍵となる痕跡が観測可能かどうか?ってとこが重要そうですね。

Sunday 20 September 2015

a giant ring

もう、わけわかんないよね、、

70億光年向こうの、50億光年の広がりを持つリング、、 on Royal Astronomical Society



とか言われてもさ。。。



元論文はこちら。

A giant ring-like structure at 0.78 < z < 0.86 displayed by GRBs
Monthly Notice of the Royal Astronomical Society

確かにジャイアントだ。

Saturday 19 September 2015

hkakabo razi

若かりし頃、許可を得んとあっちゃこっちゃに働きかけたことがある山が目についたので。。。





Down To Nothing from The North Face on Vimeo.

ずいぶん前のことですが、この山を初登した尾崎さん、エベレストで亡くなってますね。合掌。


Friday 18 September 2015

a lost phone

The monk who lived in my phone on dailymail

これを見て思い出したコト

jiroさん、nuiさんとチベットを巡った2008年、ブータンチベット国境で追い返されたりといろいろあった末にたどり着いたチョモランマ側のキャンプにて、ポーターとして雇った地元の坊さんが話しかけてきました。
といっても何を言っていたかはちんぷんかんぷんでしたが。

用件はどうやら、

数ヶ月or数週間前にここらに来ていた日本人観光客が忘れていった携帯電話を買い取らないか?

とのこと。

見せてもらったところ、なんかいろいろ連絡先とかあって、まぁご本人は困っとるやろうなぁ~と思いました。

更に画像データとかを見たりしたら、、、
我ながらスケベ根性丸出しですな

坊主の仲間が写った写真だらけでした (笑


まぁ、この後くる日本人に売りつけられて、悪用される可能性も無いことはない、とは思いつつ、携帯を見て盛り上がっていた我々に気を大きくして金額をふっかけてきたので、丁重にお断りしてしまいました。


Thursday 17 September 2015

real mission impossible

ひょえぇ~~

これぞリアル ミッション インポッシブル

おなじみのテーマ曲を脳内再生させながら見てください。

ちょいとばかし閲覧注意



Wednesday 16 September 2015

MI5

研究会の合間をぬって見てきましたよMI-5




ちゃんと笑いをとるあたりが、独特の世界観を確立していて好きです。
まぁ殺しすぎではありますが。


それにしても、、、



Tuesday 15 September 2015

return my tax!!

こら愛知県警!(笑


いや、笑い事じゃないなこれは。誰が通したこの企画!

そのうち削除されるだろうから、スクショをとっておこう。



an automated smoking machine

つぼりました (笑




Saturday 12 September 2015

an led topo

あらまステキ



from An LED Topo on Half Dome’s Snake Dike on Climbing

十何年か前に登ったルート。易しいんだけど、run outしてるので慎重に登らないとあかんのよね。。

Friday 11 September 2015

gmt grdvector problem

南極周辺のとある解析を進めているのですが、いろいろと苦労したのでメモしときます。

とある条件下における500hPaの気温(カラー)、気圧高度(等値線)、風速(ベクトル)のアノマリーを計算して、GMT5で描画したのですが、、、



何かがおかしい。

何がおかしいかわかります?



Thursday 10 September 2015

push yourself a little more

先日、見知らぬアドレスから、「call for paper」という表題のメールがきました。

これ自体はよくあるメールなのですが、メールの内容がすごかった。




Wednesday 9 September 2015

a new ice core from southeast greenland

先週、この春に南東グリーンランドで掘削されたアイスコアを「これからどう料理するか?」を相談するための研究会に参加してきました。

cozyはアイスコアの近赤外写真による解析(のお手伝い)、という立場で参加してきました。去年の北東グリーンランドでのアイスコア掘削の際に担当し、多分日本の中では一番大量に解析してます。
やり直しも含めて

硫黄の同位体とか、有機化学成分とか、放射性ヨウ素129とか、アイスコア業界では普段聞かない成分を専門にしている人たちが、やる気満々で参加していて、こちらも良い刺激になりました。

掘削自体は天候や機会のトラブルで、予定の半分の90mほどしか掘れませんでしたが、それがかえって功を奏し、「短期間で全部処理して、成果を出せそうな長さ」になり、皆の集中力が続いてる間に成果が出せそうな雰囲気でした。

どこかのなが~いアイスコアが10年経っても成果が出ないのと大違い。
予算は100倍以上使ってるクセに。下手すると1000倍かも。

最初、解析のコツをアドバイスするだけ、と思って参加した次第ですが、「これはちゃんと貢献しないと、」と思い直し、また、肩の凝る解析をする羽目になりそうです。

Tuesday 8 September 2015

den de den de den

けっこう前のことになりますが、必見のシリーズを見てきましたよ。
ちなみにcozyは名古屋の大学院の院入試を終えた足で、T2を見ました。



前日にT1T2の復習を完璧にこなしていったおかげで、冒頭のシーンは大変楽しめました。

キタキタキターーーーッて感じ。

でもまぁ、シュワさまが味方についてると、T1T2のコアだった、サラ(とカイル)の孤立感が無くなってしまい、ちと残念。

YouTubeに転がっていて、オフィシャルHPからも見られるJ. Cameronの解説はネタバレ前回なので、見ちゃダメ。ゼッタイ。
ありゃ嫉妬だな

公開後一週間も経ってない時に見たのだけど、入場を待っていた大勢の若者が、このT5じゃなくて、ラブライブに吸い込まれていったのは、結構ショック。

若者よ!萌えもいいけどマッドマックス見ようよ!ターミネーター見ようよ!