Thursday 8 September 2016

a review for high rank journal

つい数日前に、とある有名雑誌へ投稿された論文原稿の査読をしました。

ヒマラヤのデブリ氷河に関する内容だったのと、これまで査読を引き受けたことのない雑誌だったので、

ここで査読をしておけば、自分の投稿時に門前払いを喰らわずにすむかも?

という下心で引き受けた次第。


が、中身がひどかった。。。









詳細は控えますが、提案している仮説はまぁありうる話だし事実なら面白いね、という感じだったのですが、


証拠立てに重要な二つのパラメータが測られてない&解析では無視


という、とても議論というか査読に値しない内容でした。
みんなも気をつけましょうね

査読レポートは「詳細を論じるに値しないので、重要な駄目なとこだけ書くね」とことわりつつ、簡潔に済ませましたが、


編集者へのコメント欄に、

「編集部がどういうポイントで「この原稿は査読に値する」と判断したのか、にとても興味がある」


と読み方によっては超イヤミな一文を沿えて査読を投稿しました。



あぁ、これでまたしばらく門前払いが続くかもなぁ

No comments:

Post a Comment