Monday 31 December 2018

planned and completed activities in 2018

Website of Lab. /www.cryoscience.net/

研究室見学は随時受け付けています。遠慮無く連絡ください。

ただいま観測中

終了した行事
3/14-19 IGS Meeting@Kyoto (cozy)
4/8-13 EGU@Vienna, Austria (誰も参加せず)
5/20-24 JpGU@幕張 (cozy,sojiro,yota)
6/15-28 Polar 2018@Davos (誰も参加せず)
6/21-25 中国-パキスタン共同研究キックオフ会合@昆明 (cozy)
9/6-7 ヒマラヤ科研費準備会合@名大環境
9/9-12 雪氷研究大会@札幌 北海道胆振地震(9/6)の影響により中止
10/8-11/14 Trambau Glacier 調査@Nepal
10/16-18 ドームふじ研究打合せ@極地研
10/21-24 モンゴル訪問
11/5-7 SE-Dome研究集会@北大低温研
12/3-4 ヒマラヤ降水科研研究会@名大ISEE
12/3-7 局域科学シンポジウム@極地研
12/10-14 AGU@Washington D.C., USA
12/17-19 グリーンランド研究集会@北大低温研
12/25 研究室忘年会

Wednesday 26 December 2018

Report on AGU2018(2)

年末前のお仕事がようやくおわり、、

さて、続きのAGUレポートです。

もう1週間以上経つのに、余韻残りまくり。


cast away

角幡唯介「漂流」
https://www.amazon.co.jp/%E6%BC%82%E6%B5%81-%E8%A7%92%E5%B9%A1-%E5%94%AF%E4%BB%8B/dp/4103502312/ref=sr_1_1?ie=UTF8&qid=1545702901&sr=8-1&keywords=%E8%A7%92%E5%B9%A1%E5%94%AF%E4%BB%8B+%E6%BC%82%E6%B5%81

角幡ノンフィクションの中でも抜群に面白かった。


Saturday 22 December 2018

icy nocturne

ジェカの論文がScientific Americanにてステキなタイトルで紹介されました。

Glaciers “Sing” as They Crack at Night



まぁ旧知のサイエンスライターのJaneにこちらから売り込んだんですけどね。

あぁ、結局自分の論文を書けないまま今年が終わりそうだ。。

Friday 21 December 2018

Report on AGU2018 (1)

とりあえず要点


AGUは如何に事前に検索して自分の聞きたい発表のスケジュールを決めておくかが大事
 (調べておいてもミスったのが数件あった)
High Mountain Asiaは、もうHMAで通じる
・最近のデータ、プロダクトのオープンの早さはすごい!(解析がある程度済んだら、速攻で公開。論文出版前から「すぐ公開するからね!」って叫んでる人も。まあうちのGAMDAM2も論文submit段階で実質公開状態だが)
HMAについて今回の発表で良く引用されていたのは、氷河変動はFunny Brunのが使用され、将来予測はPhillip Kraanjenbrikのもの。でもおそらく来年は別の成果に塗り替えられている予感。
氷河を氷河らしく解析するようになった。まだまだ誤差めちゃくちゃ大きいだろうけど(ゴメン何言っているかわからないよね。まあ以下の報告を)
これに関しては誤解だったようで、まあもう一歩進めば、なるかな

続く

Tuesday 18 December 2018

boycotting elsevier

いいぞ!もっとやれ!




というか、cozyはかなり前からやってます。「あっ、これは読んどかないかん!」っちゅうのは引き受けちゃうので徹底してないですがね。

コメントにある、「査読者に大学を通して謝金出せ」というのはいいかも知れない。どんな負の側面があるか検討は必要でしょうが。

Saturday 15 December 2018

Frontiers in Earth Science Special Issue

AGU2018が終わって、結局体内時計がアメリカ時間に適応できず、そのまま帰ることになりそうです。

とりあえず、David Rounceが宣伝していたので、忘れないうちに皆さんにお知らせ。

来年の2月1日締切で、High Mountain Asiaの論文募集してます。

Collaborative Research to Address Changes in the Climate, Hydrology and Cryosphere of High Mountain Asia


なんかすごい日に締切だよな~


数年前に参加した、サイエンス的に物足りなかったAGUと異なり、
今回は氷河、アジア高山域(HMA)関係を聞くだけで精一杯。他の分野のセッションはほとんど聞けませんでした。新しいプロジェクトが始まっており、Walter曰く、crazyなくらいHMAは注目度が高まってます。寝不足の頭には刺激的な発表が多く、血圧上がりまくりの毎日でした。
詳しく報告できたら、あとでします。

king crab simulator

科研費、二国間の予算申請も終わり、さぁ~自分の研究進めるぞっ!

と思った途端にソージローの二本目論文が

major revision

※ちなみに一本目はリジェクト喰らってそのままほったらかし
直して投稿しろよ

で戻ってきて、でも内容的には好意的かつ「そんなこと言われても対処できないよ」コメントは無く、対策方針を決めてあとは本人が頑張るだけ、状態にしたのが今週初めのこと。

で、再びさぁ~自分の研究進めるぞっ!

と思った途端にツタッキーの残務処理が再び

major revision

で戻って来てしまいました。やれやれ。シンさまに1/3くらい手伝ってもらわんと進まなさそうなんだけど、つきあってくれるかな~

ツタッキー論文は本人が南極内陸をさまよってるのでcozyが対処しなければならず、でも自分がファーストでないのでやる気が起きず(オイ、気合いを入れるためにネットパトロールをしていて見つけたのがこちら
ツタッキーたち、ドームふじに到着している模様、速っ!



Fishing: Barents Sea - King Crab
前置きなげ~



Friday 14 December 2018

journal x

うぉ~なんちゅうネーミングやっ!と思ったけど、これに反応するのは日本人だけでしたね。

Atmospheric Environment: X

オープンアクセスの論文だけを集めたミラー雑誌なんだとか。確かに「おっ、おもろそう」とアクセスしたら「はい千円」みたいなのがあるよりいいかもね。でもどうかなぁ~最近雑誌の目次でチェックする人はどれくらいいるのだろうか?



それにしても、ドーム越冬まっただ中にみた

遊星からの物体X/The Thing

は怖かったなぁ~


Tuesday 11 December 2018

dome fuji wintering in tv drama

経験者が口を揃えて「何がおもろいん?」評する一方、一般ピーポーには評判の良い

面白南極料理人

が、TVドラマ化ですってよ奥さん!



「面白南極料理人」浜野謙太主演で連ドラ化 来年1月期深夜枠で放送

深夜疲れてる時にみたらおもろいんかな~

だいたい38次の越冬は9人だったのに、映画は8人だし今回は7人って、予算無いんかなぁ~

とつらつら読んでいたら、、



Sunday 2 December 2018

climate and crime

先日のエントリに対し

「8月までは自分の研究進んでたの?」

という鋭利な突っ込みをいただき、凹んでおります。


それはさておき、(へ~おいちゃうんだ~

皆さんこんな図見たらどう思う?


cozy的には

「やべ~なんかいじってんじゃね?」

って思っちゃいますね。すんませんけど。


The Influence of Interannual Climate Variability on Regional Violent Crime Rates in the United States in GeoHealth (AGU系列)



「冬暖かいと犯罪が増える&その逆もしかり」


って研究結果です。
※2002年の冬は何があったのだろうか?

いや~すげ~合いすぎっちゅうくらい合ってるね。自分のデータでこんなの出てきたら怖くて大っぴらにするのをためらっちゃうなぁ~

Saturday 1 December 2018

antarctic diary

ほぼリアルタイムでの南極内陸旅行隊の日記

http://polaris.nipr.ac.jp/~icc/NC/htdocs/?page_id=175

いや~スゴイペースだ。16年前は1日50kmが精一杯だったのに。荷物が少ないからだろうか?

それにしても文章が堅いな~cozy的にはもっとおちゃらけて欲しいんけど、まぁメンバー的に無理か。


ちなみに去年の内陸旅行もあって、雪氷関係者じゃないメンバーの日記が結構おもろい

http://polaris.nipr.ac.jp/~icc/NC/htdocs/?page_id=151

Friday 30 November 2018

applications

おひさっ!

8月末に「そうだ、科研費出そう」と科研費申請書の作成に取りかかり、四苦八苦しながら

A:デブリ
S:ヒマラヤ水循環
開拓:氷河地震学

の三本を申請したのが10月末。そしたら6月に事前申請していたスイスとの二国間プロジェクトが「本申請してもエエよ」との連絡があり、11/28の〆切りまでヒーヒー言いながら英語の申請書書いてました。

なお、欧米人も〆切りが近づかないと本腰を入れないことがよくわかりました(笑


去年くらいから科研費の申請書フォーマットがずいぶんと自由な感じになったのは皆さんご存じと思いますが、この二国間課題はしっかりと昔のスタイルで「そんなに簡単に研究費もらえると思ったら大間違いやで~」と、研究者を締め上げる今時の文科省スタイル。

提出したら本部の支援課から


「表の幅変わってません?」


というご指摘があり、


「エッ、それが理由で落とされたりしますか?」


という大人げない返事をしてしまいましたすみません。


まぁともあれ、8月末からブログを更新する余裕も無い、スゲー充実した日々を過ごしましたが自分の研究は1mmも進んでいないというのにもう年末の声が聞こえてきて絶望的な気分です。はい。


研究やるぞ~お~

Friday 5 October 2018

himalayan cryoseismology

ジェカの論文がGRLに受理されました。

Nocturnal thermal fracturing of a Himalayan debris-covered glacier revealed by ambient seismic noise

そしてそれがAGUのブログに取り上げられました(っちゅうか、売り込んだ)

Tracking exploding ice cracks on Himalayan glaciers


いや~ここまで紆余曲折しまくりだった




Saturday 29 September 2018

antarctic research on radio

10月5日(金)より、NHK カルチャーラジオ「科学と人間」で

「南極研究の今 ~南極観測60年によせて~ 全13回」

ってのが放送されるそうです。
最初と最後以外は若手の講師陣でどんな話をするのか楽しみ。



Friday 28 September 2018

uu visiting memo

Philip Kraaijenbrinkの学位審査の外部評価委員としてUtrechtにお呼ばれした時のメモ

9/19
午前中はミニシンポジウム



Tuesday 25 September 2018

movies in the sky

ユトレヒトでの学位審査にお呼ばれした時の機内映画

Deadpool 2

Avengersシリーズが無駄にシリアスなのに疲れたのか、徹底的におふざけに走ってる。おもろいんだけど、グロい。あっ、ひょっとしてAvengersの「指パッチン」をこの連中が巻き戻すって話になるの?


Thursday 13 September 2018

temptation from darkside

ホラーは苦手なのでオリジナルは見てないですが、これのおちゃらけ改変動画は大好きです。



Tuesday 4 September 2018

keep shooting the take

超話題作を見てきましたよ!

カメ止め
違っ!




まだ見てない人は「そっ閉じ」して映画館へゴー!だっ!

ポスターすら見ない方がいい

カメラ揺れが激しいので、弱い人は後ろの席がオススメ


Saturday 1 September 2018

life of crocodile

ツボに嵌ったので皆さんにもお裾分け

Life of Crocodile



コメント欄ではキリンがめっちゃ不評(わかる

Friday 31 August 2018

visualizing climate change

アピーリングで素晴らしい



まぁあれだ、二年後はきっと冷夏だよ、


たぶん


こちらもなかなか


体積をどうやって見積もったのかちと疑問だけど


Thursday 30 August 2018

Wednesday 29 August 2018

freeing a big wall

立て続けに手汁映画が公開されるようです



このファイナルプッシュ、ほぼリアルタイムでウォッチしてましたが、Kevinがファイナルプッシュの間に完登できるとは思ってませんでした。

でもね、このルートをシングルプッシュで登っちゃうAdamはバケモンだな



Tuesday 28 August 2018

spaghetti in pnas

ネットパトロールで発見

Controlling fracture cascades through twisting and quenching in pnas

どうやったらスパゲッティをきれいに二つに折れるか?をとことん追求したお話。すげー

ちなみに普通に折ると三つに割れる研究は2006年にイグノーベル賞をもらってます。
この年の受賞研究はどれも秀逸

Monday 27 August 2018

memo for next mission

映画見る前にこれでおさらいしておけば良かった。。


「ミッション:インポッシブル」全作をがっつりおさらい!これまでのミッションを完全解説【人物相関図つき】



Sunday 26 August 2018

incredibles 2

ipadで何度も何度も復習した後、ファミリーで見てきました。

Incredibles 2


家事育児思春期まで入ってて内容盛りだくさんにも関わらず、無理なくつながってるのはすばらしい。なんで前作から14年もかかったのだろうか?

まだ続きそうだねっ!

とウチの子も大満足
続くと良いねぇ~

Saturday 25 August 2018

free soloing a big wall

ようやく一息つける暑さになってきましたね。

手汁が止まらなくなる動画を見つけたのでご紹介。



成功後の情報規制で「ナショジオケチくせぇ~」と思ってましたが、やってることが異次元なので、なんだかんだと本編みるのが楽しみ。

Freeriderをソロしているシーンはあんまりでてきませんが、如何にクレージーなことか、はロープをつけて登っている動画でご覧あれ



Friday 24 August 2018

pamir expedition

氷河のカービング動画を漁っていたら発見した懐かしのFedchenko



いや~良く編集されていて素晴らしい!

それにしても散々な調査だったよね~

Thursday 23 August 2018

event footage

何はともあれ見栄えは大事


いや、嫉妬じゃないんですっ!自分たちもこんなのを撮らなきゃっ!って思ってるだけですっ!


ちなみにシンさま達もスゴイのを撮ってるはずですが、動画は転がってないみたいですね~





Wednesday 22 August 2018

flying tent

ドイツの音楽フェス「Parookaville 2018」の会場だそうです。



それにしてもよーけ飛んでます。



これを観てたら昔いったロシアのベルーハ山での観測を思い出した。


Tuesday 21 August 2018

final match

相撲も千秋楽二日前から気にかけるタチですすみません


秋田盛り上がってるみたいで何よりです

Sunday 12 August 2018

new altimeter

ICESat2 が9月に打ち上げだそうです。

さすがNASA!な動画ですが、スペックを過剰に見せてない?




Saturday 11 August 2018

long walking expedition

先週、避暑がてら訪問した札幌で仕入れた情報

1000kmのヒマラヤ隊


参加隊員全員留年って、響き良いよね
登場人物全員容疑者みたいで





Friday 10 August 2018

jurassic mission

日中の暑さをやり過ごすべく、109シネマズでハシゴしてきました。

Jurassic World: Fallen Kingdom


もはやTレックス程度では誰も驚かない時代になりましたが、パキケファロサウルスはなかなか良い役回りでした。

ツイッターとかでは、多数の火山屋さんが「走って逃げられる火砕流なんかあるかよっ!」「その粘性のマグマでなんでそのタイプの噴火なわけ~?」とイラついておられました (笑

いや~それにしても最後、

あんだけ怖い目に遭ったのにそのボタン押しちゃうんか~




Thursday 9 August 2018

algae circling globe

北極と南極には同じ遺伝子の藻類が生息 - 遺伝研など

マイナビにしては珍しく、中身も詳しく、論文へのリンクがちゃんと貼ってある。単にプレスリリースがそうなってただけ?それにしてもこの著者陣でなぜタイトルが「-遺伝研など」になるのだろうか?医学系はラスボスは最後に名前がくるからか?




元論文はこちら
Bipolar dispersal of red-snow algae




Tuesday 31 July 2018

epidemiology

まぁそりゃそういう学問分野はあるだろうね。すげ~大事なことだし。

ワクチンを打つなら皆が打たないと意味が無い、っていうパラパラGIFアニメ
Herd Immunity: Why your vaccinations help others

元論文は結構古くて1993年のもの
Herd Immunity: History, Theory, Practice



Sunday 29 July 2018

bracing for an epic

元号が変わることに関する記事

Japan Is Bracing For an Epic, Nation-Wide Tech Meltdown, All Because of One Man

日本特有の2000年問題として紹介されてますが、政府がギリギリまで新元号を発表しないことに対するIT業界の怨嗟の声は書かれてないなぁ

ちと取材不足な印象だな



Saturday 28 July 2018

bottle pillow

今週のサイエンスネイチャーは

火星氷床下の湖
Radar evidence of subglacial liquid water on Mars
いや~図とかみたけど微妙じゃね?

グレートバリアリーフからの海面低下
Rapid glaciation and a two-step sea level plunge into the Last Glacial Maximum
いいなぁ~すごいなぁ~自分もがんばらなっ!

で盛り上がってましたが、cozy的にはこれが一番グッときた





Friday 27 July 2018

supercooling

その単語を口にするだけでも疲れるこの頃、皆さんいかがお過ごし?
あぢ~




cozyが南極内陸をドームふじに向かっていた15年前のことですが、雪上車の窓際にお茶入りの2Lのペットボトルを一晩放置していたことがあります。

さ~今日も前に進むべ~と、雪上車のエンジンをかけたところ、

ば~~っとペットボトルの中が白濁して一気に凍ってしまいました。

キンキンの過冷却だったところに雪上車の振動が刺激となった模様。

動画とか撮ってたらバズったかなぁ~

なんて思ったり

そんなことより奥さんっ!ウチを志望する受験院生が一人もいなくて研究室が死亡しそうなんですけどっ!

Thursday 26 July 2018

blue light detector

ただ者ではないと思ってましたがやはり!



ブルーライトがカットされてるかどうかがわかるなんてなんてすごいんだ菊川怜!

座っても壊れないなんてなんて体重が軽いんだ菊川怜!

最近論文読む根気が無くなってる自覚があるので購入してみようかな~

Tuesday 24 July 2018

water sprinkle

気温下げたきゃこれくらいやらないといかん、ということがわかる良い動画です。


JOC+都知事にみてもらわんと。





Monday 23 July 2018

hot streak

なんと訳せばいいんだろうか?

モテ期?

Hot streaks in artistic, cultural, and scientific careers in nature


インパクトの高い芸術作品や映画、研究論文はそれぞれの芸術家や映画監督、研究者にとって「連続的に生産される時期がある」「その時期がいつ現れるかについての規則性は無い」というのがメインの主張かな?(あっとるかな?ちと自信ない)




Saturday 21 July 2018

big guys on GrIS

的さん、マー君、リゲンという、

ボリューミーなおっさん三人のグリーンランド観測が紹介されてました。

グリーンランド氷床上での「しきさい」検証観測






Friday 20 July 2018

deliberate practice

心理学の調査はところどころ恣意的な指標が入るので話半分で受け止めるべきと思ってますが、この話は納得できる。

成功に必要なのは「才能」より「意志力」、という研究結果

スポーツとか芸術とか、それでもなお「才能も大事なんじゃね?」という見方もあるでしょうが、その点、科学業界は「出版まで諦めなかった意志力」の結果である「論文」という指標があるから納得し易いんだろうなぁ

まぁゴミ論文を量産しても意味ないんだけどね
イヤミではなく自戒を込めて


Thursday 19 July 2018

drifting ice

一般ニュースでも話題になってますが、タイムラプス動画を発見


いやはや、すげー迫力だな。このまま遠くに流されてくれればいいのだけど。


Wednesday 18 July 2018

hot bath

ツイッターパトロールでの拾いモノ




なんかもういろいろアレで何にも言えねぇ~~
喰ってるし(笑

Tuesday 17 July 2018

solo shoplifting

大雨の予報が出る中、いってきました久々の映画鑑賞

選んだ映画は


ソロ万引き


ソロ、といいつついっつも誰かと一緒やん!

とか

やっぱチームでやる万引きは成功率たけ~な~

とか

不謹慎な感想はさておき




Sunday 15 July 2018

competition without sure bet

巨大貯水池の中で唐辛子の大食いコンテスト―中国


いや~ひどい企画だ (笑


しかし、「唐辛子は野菜」のブータン人が参加してないので真のチャンピオンとは言えないな。

Saturday 14 July 2018

physics of pizza

イグノーベル候補を発見

The Physics of baking good Pizza arXiv

熱伝導の基礎を「子どもの額に手を当てる母」を例に挙げて丁寧に説明し始めて金属やセラミックの熱伝導について説明。

そこから?(笑




Friday 13 July 2018

prof. manabe awarded

お歳がお歳なので、顔写真をネットで見ると△報なのかと思ってドキッとしてしまうのですが、幸いにもgood news。

気候モデリングの先駆者 眞鍋淑郎博士がクラフォード賞を受賞





Thursday 12 July 2018

the way to the exit

レスキュー側に犠牲者が出てしまったのが残念ですが、全員救出されてなによりです。

固唾を呑んで見ていたわけではありませんが、すごいページを見つけたのでご紹介
いつまであるかは不明

How the Thai cave rescue mission was developed


水中でボルトをどう固定したのかが気になる



Wednesday 11 July 2018

determining laboratory

ここを見てる人はすでにどっかの大学院の研究室に所属してると思うので、

今更見ても遅せ~

かもしれませんが、一般論として良いことが書かれていますのでリンクを貼っておきますね。
研究室の進学希望学生のページにも追加しておこう

大学院やポスドク先の研究室の選び方

でもね。説明会とか院入試の面接とか見てると、皆さんあんまり業界のこととか志望先の研究室の業績のこととか調べてないよね。

Saturday 7 July 2018

Friday 6 July 2018

illegally sold manuscript

ネットパトロールですごいの見つけた。

なかなか手が込んでる





Thursday 5 July 2018

octopus sold

オランダから「残念だったけど、素晴らしい試合だったな!」というメールをもらって

初めて「おぉ、そうやったんや~」

と知った非サッカー民ですすみません。


ちなみに↑が大迫選手じゃないってのも最近知りました。

本人だと思うよね普通
動画見たけど良いキャラだ




で、今日のサイエンスアラートで、、

Friday 29 June 2018

visit kunming 2

三日目にエクスカーションとして昆明市から北へ約130kmにある「轿子雪山」(google map)へ。


ちなみに昆明も標高1800mくらいあるそうで、階段の昇りが結構キツイ。



Thursday 28 June 2018

visit kunming 1

お呼ばれで昆明にいってきました。以下メモ

中国入国はますます厳しくなっていて、自動指紋採り装置で指紋を全部とられる。なおかつ入国カウンターで再度確認までされる。

道路上至る所でフラッシュが焚かれていて、何かと思ったらスピード違反のチェックらしい。その瞬間のスピードではなく、ある区間のスピードを見てるみたい。フラッシュはどれくらいもつのだろう?スゴイコストがかかってそう。

ホテルのwifiを使っているとかなりの頻度で「portscanをブロックしました」というアラートが出る。ノートン先生ありがとう!

もちろんGoogle関連は全く利用できない。。と思っていたら、Google Earthは使えた。

会場の雲南大学は新キャンパスができていて、テーマパーク的に広々。デカイ池まであるし、構内にバスが走ってる。最初どこにいけば良いかわからず、道行く人にきくも誰も知らず。案内板もなくて運ちゃんが途方に暮れてた。
かつての八王子周辺みたいな位置づけのよう

キャンパス内ではなんとeduroamが使える。Googleは相変わらずダメ。

ここ最近「world class 44 universities」とかに選ばれたそうで、バブリーなんだそうな。日本と違って途中で予算を絞ったりしないところが素晴らしい。
最新の卓越大学院とか、最初から「途中で予算は無くなる」って開き直ってるくらいだしね。毒まんじゅうも極まれり

今回の会合はパキスタンと雲南大学のLさんとのプロジェクトのキックオフ会合。

内輪の事前打ち合わせで、プロジェクトの大元の概要説明が全部中国語で、パキスタン連中茫然。段取りイマイチ。

中国・パキスタンは対インド的な意味で連携しているようで、現地調査の許可もかなりスムーズに取得できる模様。一方で、長年活動していたドイツ人が最近出入り禁止になったとか。我々が参入した時にどうなるかは不明。パキスタンの治安は落ち着いているとのこと。

中国人による研究状況は結構進んでいる。氷河雪氷の絡む水文関係はもう敵わないんじゃないかな。

EUで学位取得したパキスタン連中の研究が想像以上に良くできていて驚いた。政府から「帰国後三年間は国の機関・大学に勤める」ことを条件に奨学金が出ていて、しかも、ある程度の成果を上げていたら自動的に准教授になれるとのこと。なんかブータンの水文気象局にいる、モチベーションの高い連中とイメージが重なる。一緒に研究したくなる。

初日のパーティでは、ハラール料理を準備しつつも、白酒もしっかり出てくる。二日目のパーティなんか、パキスタン連中抜きで乾杯三昧。オイオイ、お客を放っておいて良いのか?と人ごとながら心配になる。
二日目のパーティは予算執行機関のオエライさんを接待するのが目的だった模様


Thursday 21 June 2018

artificial earthquake

大阪の地震に対してなんか陰謀論まで出てきちゃうくらい皆さんお疲れのようですが、、

こちらはリアル人工地震シグナルの話

World Cup Fans in Mexico Triggered an Artificial Earthquake Just by Jumping






Wednesday 20 June 2018

encountering polar bears

2014年にグリーンランド北西部でのアイスコア掘削に参加した時、

何かあった時用

として、探検家のYさんのライフル銃(第一次世界大戦の頃製造、100年モノ!)を持っていきました。そろそろキャンプ終了って時に試し撃ちをさせてもらいました。

いったん降りて中一日で再び訪れた気象計サイトでの活動では、Yさんは帰っちゃいましたが、ライフル銃は北大のMさんが持っていました。

結局その時は遭遇することはありませんでしたが、、、





Tuesday 19 June 2018

ambush marketing

いやね、ウソでは無いんですが、いかがなモノか、的な、、



とある大学のプレスリリースなんですがね、、、

Monday 18 June 2018

learning statics

皆さん、確率統計ちゃんと勉強してる?

教科書開いて「さいころヲ~XX回フッて~」って、もういきなりやる気無くすよね。(オイ

でもね、査読とかで「それは有意なんか?」とか、うるせ~連中が多いからね(オイオイ!


が、良い素材がありましたよ奥さん!

グラビアアイドルのウェストはなぜ58センチなのか~詐称は学歴だけか?
結構前の記事なのね

それにしても、このいびつさよっ!


ちゃんとnも載ってるし、尖度とか、歪度とか、統計Rで計算できるんで良い練習課題ですよね。




Sunday 17 June 2018

well planned procedures for killing academic culture

ネットパトロールで見つけた

国立大学の潰し方 (7つの行程)

CIAのスパイマニュアルに学ぶ「会社をダメにする11の行動様式」

とそっくりの、非常に良くできたプランですね!

でもねっ!

cozyは思うんっすけど!

財●省とか文△省って、こんなに良く練られた長期計画を作れるんっすかね?!

最近のアレを見るに、結構行き当たりばったりなんじゃないんっすかね?!



つ い で に


Saturday 16 June 2018

dynamics of glacier motion

これはスゴイビデオですよ奥さん!

Contraction of ice caves melted under Engabreen (added time) from sublab_Engabreen on Vimeo.

meltedってタイトルにあるけど、融けてるんかな?

Friday 15 June 2018

alos glacier inventory updated

nagyさんからsunalにその作成が引き継がれた、ALOSインベントリがアップデートされました。

Glacier and Glacial Lake Inventory of Bhutan using ALOS (Daichi) Data in JAXA


Fig. 1a in Ojha et al. (2017QI)

デブリエリアをきちんと抽出してあるので、いろいろ活用できるはず。

もう少し海外の皆さんの目につく場所に置けると使ってもらえるんですけどねぇ~

Wednesday 13 June 2018

a study with long-lost data

長いこと行方不明だったデータを発掘して、それを解析したら新たなことがわかった!というステキな話

Examination of the Long‐Term Subsurface Warming Observed at the Apollo 15 and 17 Sites Utilizing the Newly Restored Heat Flow Experiment Data From 1975 to 1977 in JGR Planets



データレスキューはまぁいい話、なのだけど、アポロの活動で表面アルベドが下がって地中温度がじわりと上がった、って良く気付いたなぁ~

GJ!すばらしい!

Tuesday 12 June 2018

a day in the mountain

日々の雑務に追われて疲れ果てたので、心を癒しに立山にいってきました。

雨がちな予報の中、一日だけあった晴れ間をつかみ、立カルの福井さんとワンデイアタックを敢行。


今年は雪少ない




Friday 1 June 2018

trends of terrestrial water storage

先週継続観測の二号機(Follow-On)が無事打ち上がったGRACEの集大成的論文がNatureに出ましたね。

Emerging trends in global freshwater availability

これの図1はなかなか良くまとまっていて大きくプリントして飾っておきたいくらい。





Thursday 31 May 2018

jpgu report #4

day 5 最終日

Cryoseismologyのセッション
http://www.jpgu.org/meeting_2018/SessionList_jp/detail/U-03.html

氷河氷床が発生源の地震動シグナルを解析して、これまでわからなかった氷河氷床のあれこれを解明しよう、という新たな学問分野

Cryoseismology

のセッションで、なぜかjekaの代理発表。なんでもコンビーナからお誘いがあった時に日付の行き違いがあったとか。。




Wednesday 30 May 2018

jpgu report #3

day 4

自分の発表の日、午前二コマ目のセッションなので、一コマ目は普段あまり聞かない古環境の話でも聞くか、と

古気候・古海洋変動のセッションへ
http://www.jpgu.org/meeting_2018/SessionList_jp/detail/M-IS10.html
※ゆっくりと、でも確実に発表件数が増えてきて、盛り上がってるよね古環境

んで、セッション開始前に内職でもしよか、、とカバンを開いたところ、、、、





Tuesday 29 May 2018

jpgu report #2

Day 3

アイスコアと古環境モデリングのセッション
http://www.jpgu.org/meeting_2018/SessionList_jp/detail/A-CC29.html

トップバッターの竹内さんは、クンブ氷河の涵養域で掘削されたものの、その後長らくほったらかされていたアイスコアを分析した話。1980年に冷凍状態で日本まで持って帰ったのはたいしたもの。アルミホイルに包まれて保存されていたので状態は良かったらしい。主にXRDによるデブリの成分について。

以下SEドームコアの一連の発表
※cozyもそこそこお手伝いしている




Monday 28 May 2018

jpgu report #1

久々に参加したJpGUレポート、というかメモ

Day 1

Future Earth (FE)のセッション
http://www.jpgu.org/meeting_2018/SessionList_jp/detail/U-07.html

の、6割くらいを拝聴。ざっくりとしてFEの趣旨は、

研究者は放っておくと「研究しか」しないので、ちゃんと環境問題の解決に資するように働け!

というのがcozyの理解で、

今まで通りの研究には予算がつきにくくなると予想されるので、その対策をこれまで比較的大型の予算でプロジェクトを率いてきたみんなで考えようぜ、

というのがこのセッションの趣旨、と解釈。



Saturday 26 May 2018

a good practice of review process

2015年以来の、久々のJpGUでしたが、これまでと違ってかなり楽しめました。
※レポートはおいおい

ネットパトロール中に見つけたこちらの記事

大西英男議員の事務所から受けた、受動喫煙記事への抗議に対する回答

論文を投稿した時の査読コメントに対するリプライはかくあるべし、な内容で、参考になると思います。



そ し て 、 、

Tuesday 22 May 2018

Monday 21 May 2018

people who believe anti-science

トランバウ氷河での観測を立ち上げてから早二年

ようやく成果が形になり始めています。詳しくはJpGUでsojiroの発表を聞いてね!
※おっ、招待論文じゃん!素晴らしい!
※でも、論文にしないと意味ないからね

そんな思い出のトランバウ観測中、北の貴公子shinさまと雑談していた時のこと。。

cozy「shinちゃんって、「あの日」とか読んだ?」
shinさま「本体は読んでないですけど、amazonのレビューは読み応えありますよ」

と意味深なことを言っていたので、帰国後見にいってみました





Saturday 19 May 2018

triggering sensationalism

この手の研究は気をつけないと「眉唾」的になってしまいますよね。

Migrating pattern of deformation prior to the Tohoku-Oki earthquake revealed by GRACE data in nature geoscience

こちらの紹介記事がわかりやすい。
出版までも大変だったみたい。

これまでにも、




Friday 18 May 2018

highly recommended articles

なんか面白そうな企画を発見

Change the World: Read groundbreaking scientific findings that could help humanity and protect our planet by springer/nature

こういうところに選ばれる研究もしたいよね。

自己顕示欲って、研究のモチベーションにとっては結構大事だとcozyは思ってます。

こじらすとアカンけどね。

Wednesday 16 May 2018

emoji of overturning a table

ツイッター界隈で話題になっている「アンチワクチン論文の取り下げ」ですが、愛用しているScience Alertでも取り上げられました。

Controversial Paper Claiming HPV Vaccine Causes Brain Damage Finally Retracted in ScienceAlert

が、注目すべきはそこではなく、、、、





Saturday 12 May 2018

a glof paper

EOSのアラートで気付きました。

普段はゴミ箱へポイーなんだけど、このフロント写真には「オッ?」ってなるよね。


photo by Jeff

んでもってこちらが論文本体

Tuesday 8 May 2018

a paper forgotten long, long ago

5月4日(May 4th)が「Star Warsの日」って知ってました?
meanwhile at Heathrow

そんな記念すべき日に、内容に関する記憶が銀河の彼方的論文が出版されました。

Use of Water Balance and Tracer-Based Approaches to Monitor Groundwater Recharge in the Hyper-Arid Gobi Desert of Northwestern China in Environments
MDPIグループはスイスに拠点がある中国出資の出版社。一部にハゲタカジャーナルと評される雑誌があったりしますが、Remote Sensingとか、Waterとか、地球科学系列は比較的評判がいいみたい。去年のnagyさんの論文もこの系列で出ています。

この論文、ウチの卒業生である第一著者の博士論文の二本目でしたが、博士取得後にmajor revisionに対応できないままお蔵入りになっていたものでした。が、現職場の同僚の強力な後押しとサポートを受けて出版にこぎ着けました。

10年近く前の以前の投稿時には、cozyがかなり手を入れて仕上げた原稿のはずですが(なので二人目にいるの)、内容についてはもうすっかり、、、

何はともあれめでたい!




ホントはこの二本目「学位取得後一年以内に出版すること」が必要でした。。。

Sunday 29 April 2018

must read instruction

こういうのがタダで読めるのはありがたいですね。

学術界サバイバル術入門

サバイバルを勝ち抜いたら研究しなくなっちゃった上、データ公開にも消極的な人たちの首根っこを押さえつけてじっくりと読ませたい内容です。

ウチの研究室メンバーは必読な

Saturday 28 April 2018

monetized legacy

実現したらマジやばいっ!

The US Government Wants to Monetize One of The Most Critical Earth Observing Systems

ランドサット画像の有料化が検討されているって話です。

いや、確かにUSAの税金にただ乗りしてるんですけどね。

これ実現したら我々ももちろんなんですが、発展途上国の研究者は大打撃だな~

要注目です。

Friday 27 April 2018

top 50 papers in 2017

年の後半に出版されたことを考えれば、なかなかいいニュースなのではないでしょうか?

Your article is in the Top 100 Scientific Reports Earth science papers in 2017

というメールが届きました。




Tuesday 24 April 2018

more conservative, more convincing

研究自体面白いし、それがClimatic Changeという雑誌に載ったことも面白い

Correcting misinformation about climate change: the impact of partisanship in an experimental setting in Climatic Change

気候変動に懐疑的な人たちは、民主党議員や科学者がいくら真実を羅列してもその考えを改めることはほとんど無いが、共和党議員による発言は効果的である、というもの。


Thursday 19 April 2018

springsteen in seismology

なんという才能の無駄遣い(笑




Wednesday 18 April 2018

fly over khumbu

とある集会にお呼ばれして氷河の話をすることになり、急遽ota修論プロダクトから作成してみました。


これを作るのに使用したのは

vclip



動画GIF変換

PhotoScan上で動かすのは手作業なので、マウスが画面の端までいってしまうとちょっともたつく。5テイク撮ってようやくできたのが↑

jeka@hokudaiも言ってたけど、こういう3Dモデルのグリグリを自然な感じで動かせるようにして、そのままPhotoScan上でキャプチャーできるようになるといいんだけど。

Wednesday 11 April 2018

Avalanche experiment in Niseko part2

前回に引き続き、ニセコ実験のレポートをheroがお届けします。
ブログ用の動画編集に思いの外時間がかかってしまい、申し訳ありませんでした。

Tuesday 10 April 2018

ant line in icefall

yotaの記事の人気っぷりにメラメラと嫉妬の炎が燃え上がっているcozyです。

なんかあれだな、ライバルの論文の引用がスゲー勢いで増えてるのを見る気分。

そんなしょーもない嫉妬ばっかりしていると煉獄に落ちてしまうので、美しい動画でも見て癒されましょう。


Everest - A Time Lapse Film - II from Elia Saikaly on Vimeo.

動画中頃のアイスフォールを登る光がスゴイね。。

なんか業務に追われてネットパトロールしてる暇もありません。
教授ヤベー

Sunday 8 April 2018

Farewell party

こんにちは! M2に昇格?したsatuです!

先週、雪氷研では追い出しパーティーが行われました。

昨年度で研究室を去ることになったのは4名

修論生のotaさん&shigeさん、ノルウェーから日本に研究滞在をされていたdieterさん、そして長年雪氷研の事務員を務めてくださったhrtさんです。

                                   研究室を旅立つ4名
















今回はみなさんへの簡単なメッセージをまとめた記事にしたいと思います。


Wednesday 4 April 2018

Avalanche experiment in Niseko part1

こんにちは M2のheroです。

学部4年生の頃から雪氷圏研究室にお世話になっておりましたが、satu君等の優秀なブログ執筆者がいるため、これまでブログを執筆することがありませんでした。
このたびcozy先生からレポートの指令を受けましたので、3/21~3/25にかけて行われたニセコにおける雪崩実験のレポートを2部に分けてお伝えします。

参加者は名古屋大学からnishi先生、cozy先生、Dieterさん、Cristina、sojiさん、自分という雪氷研のほぼフルメンバー。これに加えて様々な機関から総勢20名ほどが集まりました。

Monday 2 April 2018

get a smack in the eye

微妙にエイプリルフールっぽい↓のエントリですが、実はホンマだったりします。

名古屋に大学院入学したのが1992年
学位も取ってないのに助手に採用されたのが1998年
今時の全ポスドクに謝罪しますすみません
でもね、論文は結構な勢いで書いてたよ
学位取ったら組織改編で棚ぼた助教授になったのが2001年

んでもって、

本日正式に教授昇格の交付をもらいました。





Sunday 1 April 2018

being professor

長い長い助走期間の末、今日から教授になりました。




















なんてね

Tuesday 27 March 2018

huge avalanche in caucasus

先週は研究室総出でnishiさんのニセコなだれ実験にいってきました。
※詳細はhero頼む

が、結果はイマイチ。。


んでもってこの動画


おきて欲しいところでおきて欲しい時におきず、

おきて欲しくないところでドッカンとおきるのが自然災害なんだなぁ~と実感させられます。

Friday 16 March 2018

out of the dark

いろいろ極めすぎて他にやることが無くなってきてるんでしょうか?



いや~イカレテル(笑

Watch Dani Arnold Ice Climb Out of a Glacier in climbing.com

冒頭で解説しているMattiasがカッケー。

Thursday 15 March 2018

Red hot Bhutan peppers

こんにちは!  M1のsatuです!

少し遅れてのブログ更新になりますが

1月の中旬から下旬にかけてブータン人研究員のSonamさんが名大雪氷研に滞在されました。

ブータンプロジェクトに参加されていた関係で雪氷研のみなさんとは顔なじみで、日本には数回いらっしゃったこともあるようです。


climbing on mars

ちょっと動きが雑ですな



非常時のセルフレスキューを想定してるのか、アッセンダーもちゃんとしてないし、でも、アブミは用意してるし、どういう状況を想定しているんでしょうか?

Rock Climbing on Mars: A Simulation in climbing.com

かくいうcozyは最近調子に乗りすぎて指をやってしまいました。

Wednesday 14 March 2018

Tuesday 27 February 2018

Friday 9 February 2018

masters final defense


お久しぶりです、M1のsatuです!

先週の2/1、2/2の二日間にかけて専攻の修士論文発表会が行われました。

我らが雪氷圏研究室からはotaさんとshigeさんの2人が参加されましたので、
その様子を簡単に報告させていただきたいと思います。


Thursday 8 February 2018

thin ice

いやいやいや、、

驚き!薄氷でスケートすると神秘的な音 in ナショジオ


リンク先で動画が見られます

動画で聞ける、キュンキュン音、2008年のチベット調査でもよく聞きました。



cozyもかつて氷結したイムジャ氷河湖で湖盆測量の観測をしたことがありますが、それはそれはおっかない体験でした。


Wednesday 7 February 2018

water bear

アントマンの続編の予告動画を 見 て い た ら 、 、



クマムシ発見!

クマムシより小さいって、アリさんどころの話じゃないんじゃね?



ちょっと楽しみ
シビルウォー見てないんだけどね


Tuesday 6 February 2018

over decoration

修論発表会まっただ中の

スーパーブルーブラッドムーン

見ました?cozyは名古屋市科学館のライブ動画をチェックしつつ、3回ほど外で観賞しました。


科学館ライブのスクショね

日蝕ほどインパクトは無いですが、良いものを見ました。




でも、名前がなんかあれだ、


Thursday 1 February 2018

drone in a bad weather

ランタンでお世話になった首大のIさんの活躍を発見。



ランタン後、音信不通になって「燃え尽きたか?」と噂されていましたが、元気そうでなにより。




この関連でテストフライトの動画も見つけた

Saturday 27 January 2018

den den de-en de de de-en de de de-en

M2の皆さんは修論提出お疲れさま。

いい感じに才能を無駄遣いしている動画を発見したのでご紹介


修論ぜんぜんかんけえ~ね~

さぁお次は来週の発表会だ!がんばれ~

Monday 22 January 2018

compassionate reviewers

ヤフーでもニュースになってましたが、、、

「ハチの名は」 イチロー

でもって、見にいきましたよ元論文




Saturday 20 January 2018

one word abstract

月の満ち欠けと大地震の発生が関係しているかどうか、は結構昔から論争になっているみたいですが、

This Researcher Says The Moon Has No Link to Earthquakes After All in sciencealert

ずっと前にAGUのニュースレターEOSに、「アメリカでは地震は日曜日に多い」とかいう話も載っていました。恐るべき統計処理。
ヒマラヤのフィールドで読んだら捨てちゃってるのでどの号かわからない

まぁそれだけだと健全な科学論争の一例ってだけのことですが





元論文のアブストがすごかった


Saturday 13 January 2018

describing colored people

cozy家にはTVないので見てませんが、最近話題になってるこのニュース




をネットで見かけて、ふと、





Friday 12 January 2018

agu 2017 movies on the sky3

What Happened to Monday


"on"じゃなくて"to"なのがポイントね。

あまり期待しないで見始めたけど、予想に反してスリリングな展開で面白かった。

ただ、ネタバレ気味なポスターのこのシーン、





Thursday 11 January 2018

agu 2017 movies on the sky2

Dunkirk


渋いなぁ〜渋い。最後に残るKenneth Branagh演じる司令官がいい!

しかし、「君の名は」もこんなに渋くなっちゃうんか、大丈夫か?

と案じていたら、ハリウッド版監督はC. Nolanじゃなくて、J.J. Abramsなのね。ちょっと安心した。
作風が違いすぎるよね。勘違いにもほどがある




Wednesday 10 January 2018

agu 2017 movies on the sky1

恒例の機内映画レビュー

名古屋 --> 成田の移動中に視聴

見たのは第3話?のみ。なかなか面白そうなで全シリーズを見たくなる内容。

た だ し 、





Tuesday 9 January 2018

unprecedented weak boss

新春恒例の映画鑑賞にいってきたのでご紹介

見てきたのは鉄板の

Star Wars VIII The Last Jedi


Rouge Oneが良すぎて本編にどうものめり込めないのが残念なのですが、、





以下、cozy的ツッコミどころ(ネタバレ込み)

Monday 8 January 2018

agu 2017 diary annex

以下、慌ただしい学会の合間を縫っての観光ノート

第二次世界大戦博物館

AGU会場のすぐ近くにある。日本人としては訪れぬわけにはいかない。ナチスの台頭からノルマンディ上陸作戦までを詳しく追える構成になっている。もちろんパールハーバーも。さすが腐りかけていても自由の国、と思ったのは、戦時中の日系アメリカ人に対する政策(ドイツ系アメリカ人やイタリア系アメリカ人には何の制約もなかった、って知ってた?)や有色人種に対する差別について紹介するコーナーがそれなりのスペースを割いて設けてあったこと。ボランティアガイドのおじいさんが厚木に駐屯していたことがあるとかで、少しお話しする。予想に反して原爆投下に関するコーナーがなかった。ひょっとして見落とした?




Sunday 7 January 2018

agu 2017 diary day5

15 Dec

学会最終日かつ自分の発表の日

C51D: Glacier Monitoring from in Situ and Remotely Sensed Observations II

C51D-01: How do glacier inventory data aid global glacier assessments and projections? (invited)
R.Hock
cozyも参加しているGlacierMIPのフェーズ1の紹介。globalなデータセットが整備されて、ようやくモデル間の比較ができるようになった、というお話。cozyにとって「とても魅力的な研究」というわけではないけど、まぁ参加する意義はあるかな、とは思った。

C51D-03: In-situ measurement of mass balance on a debris-covered Trambau Glacier, Nepal Himalaya
K.Fujita
sojiroの代理発表。高標高の質量収支を測ることで降水の高度分布がわかる、ということと、デブリの観測結果から、熱抵抗値モデルのパフォーマンスはそれなりによくて、問題は正しい熱抵抗値をどう見積もるか、補正するか、ということがわかった。という感じにまとめた。最後にチラ見せした氷厚や流動の結果への皆さんの食い付きがよくて予想どおり(笑





Saturday 6 January 2018

agu 2017 diary day4

14 Dec

C41F: Understanding the High-Mountain Water Cycle and Cryosphere in the Anthropocene I

C41F-01: Debris supply to mountain glaciers and how it effects their sensitivity to climate change - A case study from the Chhota Shigri Glacier, India (invited)
D.Scherler
メディアルモレーンの石の10Beを測れば、erosion rateがわかるはず、というモチベーションの観測と解析。縦断方向、横断方向でこんな風に動いているはず、というコンセプトデザインが良い。ただ、結果は芳しくなく、いろいろ可能性をあげて、「erosion rateに方位依存性があるのでは?」という想像 (speculation) で中途半端に終わっている。おいっ、そういうオチならnagyの研究みろ!(時間スケールが全然違うけどね)最後のデブリの供給を含めた氷河変動モデルは細かい点はともかく、変動にヒステリシス(氷河の規模とデブリ域の関係が拡大時と縮小時で違う)があるってのが面白い。




Friday 5 January 2018

agu 2017 diary day3

13Dec

H31N-01: Understanding the drivers of the future water gap in the Indus-Ganges-Bramaputra basins
W.Immerzeel
将来の氷河変動と降水量変動が河川水量をどのように変えるか?という見積もり自体は目新しくはないのだけど、人口増加に伴う水需要の増加を合わせて解析している点がユニーク。そのうちど〜んとhigh profile journalに出版されるんだろうな。




Thursday 4 January 2018

agu 2017 diary day0 to day2

みなさんあけおめ!

久々のブログ更新は、New Orleansで開催されたAGU Fall Meetingの覚書日記からいきます。

10Dec

レジストレーションと下見を兼ねて会場へ。でかいっ!なんと会場入り口から一番端の部屋まで1kmもある!翌日の大会初日には会場へ時間までにたどり着けない人が続出していた(笑

GlacierMIP
世界の氷河縮小で海水準がどれくらい上昇するか?という研究は、実はこれまでに片手で余るくらいしかやられていない。2021年に予定されているIPCC第6次報告書への貢献を目指して、いろんなモデルの相互比較をしよう、ということで立ち上げられたのがこのGlacierMIP。cozyは個人的には将来予測には研究としての魅力を感じていないのだけど※、仕切っているオネエさまのお誘いがあったのと腕試しを兼ねて参加することに。進捗とか、データ入手できなくて困っていることとか、今後のスケジュールなどについて話し合う。ウチらが案外進んでいることが判明してちょっとうれしい。