Saturday 30 April 2016

behind the scenes

ヒマラヤでシェルパの助けを得ながら仕事をする者として、これは紹介せねば。。

Untold Stories: The Making of the Movie Sherpa in Alpinist



動画がうまく埋め込まれてなかったら、こちらをどうぞ
video in discovery.com

Friday 29 April 2016

fret over ranking

研究機関の執行部とかのおエライみなさ~ん!

今年も皆さんのだ~い好きな、thomson leutrersの研究機関ランキングが発表されたみたいですよ~

お好きなだけ振り回されてくださいね~




発表する方も科学活動をとりまとめている自覚と自らの影響力を認識してるなら、予算あたりとか、研究者一人あたりとか、規模効果を考慮した指数も出すべきだと思いますよ。

Thursday 28 April 2016

mixing up

これからヒマラヤに入るというのに、嫌なニュースを目にしてしまいました。

エベレストで日本人ハイカーら2人死亡 下山途中に高山病発症か in Yahoo Japan

でもね、後段のシシャパンマの話は全く別物だと思うんですけど?

a featured report

知人のサイエンスライターがランタンの災害についての記事をNatureに載せてました。

Killer landslides: The lasting legacy of Nepal’s quake by Jane Qiu in Nature


photo from Nature

電話取材にも対応しましたが、コメントは使ってくれなかったようです。

はよウチらの結果も投稿しなきゃ!


a fucking professor

中日新聞(関東では東京新聞)で、新貧乏物語っていう連載がやってます。

第一部では奨学金問題が取り上げられていたりしていました。
この時の連載では、取り上げられていた事例が同情を引くにはアレなケースが多かったように思いますが。。。


んでもって、4月20日付けの第三部その4「高学歴プア」がこちら
web版は前段まで


中日新聞 2015/4/20朝刊より

最後の教授の発言のクズっぷりが突き抜けています。

いかにも昔の教授センセイって感じですが、十年前だと既に独法化されてたよね~

先日の記事でもありましたが、良い師匠でなくとも、まともな師匠に師事することは大事みたいです。




ゲスい人向けの「東京大学 人文地理」検索結果はこちら

どうなんだろ。十年前だから退職してるかもしれないけど。

Wednesday 27 April 2016

new papers published

そういやこのブログで取り上げるのを忘れてた。

先月初めのことになりますが、ホッシーナの二本目の論文がPolar Scienceに掲載されてます。

南極全域に対象を広げた解析をおこなって、ドームふじのサンプルの特異性を議論しています。

ホントはエルゼビアの雑誌は避けたかったのですが、一本目のJGRでエライ時間がかかったのと、内容的にちょっと自信がなかったこともあり、ちょっと日和りました。

実はまだ世に出せてないデータをたんまり抱えていますが、まぁ頑張ってくれい!



そしてもう一本はつい昨日出たてのホヤホヤ、Sunalの一本目の論文がJournal of Glaciologyにでています。

ここには知る人ぞ知る「あさひいんべんとり」ってのが使われていましてね。ようやく世の中に送り出すことができました。

なかなか単独のインベントリを論文にするのは難しいよねぇ

さぁスナルは二本目の方向性が定まらないが、あと少しだ!ガンバれぇ~


論文が出るのは何本目でもうれしいよね。筆頭著者にしてみればなおのこと。

さぁ自分も頑張らねば!といいつつネパール調査へ向かうのだけど。

a dangerous job

ネパール調査も間近にせまり、いろいろ慌ただしくなってきています。

調査の保険契約の手続きを進めていてふと、、、



AIU保険契約条項(一部抜粋)


ピ ザ 宅 配 員

って、そんなに危ないの??


あれかな、アメリカとかでは、

配達が遅い!ばきゅーん!

メニューと違って小さい!ばきゅーん!

生地がパンみたいじゃない!ばきゅーん!

みたいに日々ピザ宅配員が犠牲になってるんでしょうか?

う~む、、謎だ。

Tuesday 26 April 2016

international drone expo

去る4/20-22に、第二回国際ドローン展ってのが幕張であったそうです。

直前の熊本大地震で、関係者が皆現場に行ってしまったのでは?と気を揉んでいましたがというほど揉んではいませんでしたが(コラ大盛況だったようです。


写真はマイナビの記事から

なんでcozyがこんなこと書いているかというと、昨年のランタンで全面的にお世話になったのがこのPRODRONEだったわけです。さらに、この↑のブースで流れているPVで、ババーンとインタビューが流されたんだそうです。


あぁっ、なんか写ってるし!スンゲー人いるし!こっぱずかしぃ、、、 >_<)

見ていた人たちも、よもやしゃべってるセンセイがPhantomのコントローラーすら触ったことがない、とは思わなかったに違いない(汗

Monday 25 April 2016

testing drone impact

いててて!(笑


Aalborg Univ. on YouTube

いやいや、大事なことだし、大まじめにやってるのはわかるんですが、、

実験のあとは筋もほどよく切れていて美味しく、、いやいや(笑






Sunday 24 April 2016

a new powerful drone

たぶんこのモーターを最初に現地で使ったのは、ウチらではないかと思われます。

が、それにしてもスゲー


DJI on YouTube

50万円。研究用としてなら結構現実的なお値段です。

DJI Matrice600

Phantom4もずいぶん進化しているようだし、はよ手に入れなければ。

YSさんによれば、南極ではInspire Proが強風下でも安定していたらしい。

でもやっぱり固定翼かなぁ~

Saturday 23 April 2016

sweet science

なんだそりゃ系でありつつ、意外と氷河なんかより役に立つみたいです。

How crispy is your bonbon? via MIT News


MIT on YouTube

動画がこれまたオシャレ

定式化された関係も、まぁそりゃそうだろうな、って気もしますが、シンプルでわかりやすい。スマートだなぁ。

論文はNature Communicationsだそう。

Fabrication of slender elastic shells by the coating of curved surfaces in Nature Communications

Friday 22 April 2016

disappointed consequence

関係者のため息が聞こえてきそうです。

X線天文衛星「ひとみ」の異常回転について、JAXAが推測シナリオを公表 via MyNaviNews
マイナビにしては詳細な解説。でもわかんないところ多し。

原因究明を徹底することで、より確実なシステムが開発されていくんでしょうし、こういうエラーを事前に防ぐシステムの研究は他にもいろいろ応用効きそうなんで、決して無駄ではないと思います。

とは思いますが、関係している天文屋さんはもうガックシでしょう。心中お察しできないですが。

Thursday 21 April 2016

taken over

さも新しい発見!のように書かれてますが、ウチらにとっては20年来の常識なんですが、、、

Arctic Microbes Are Expanding Their Homes By Making Stuff that Melts Glaciers in Gizmode



みんなBlack Carbonとかに夢中になってるかと思ってたら、気付けばこの業界も戦国時代に突入しているようです。

負けるな~ 雪氷生物チーム!

Wednesday 20 April 2016

confusable alert

論文アラートを見ていて、???となったのがこちら

Title:
Patient Experience with Glatiramer Acetate 40 mg/mL Three-Times Weekly Treatment for Relapsing-Remitting Multiple Sclerosis: Results from the *GLACIER* Extension Study.

Authors:
Kolodny, S; Wynn, D; Rubinchick, S; Steinerman, JR; Knappertz, V;
Wolinsky, J; Grinspan, A

Group Author(s):
GLACIER Study Grp

Source:
MULTIPLE SCLEROSIS JOURNAL, 22 (3):417-418; MAR 2016

研究チームの名称が GLACIER ってのでアラートに引っかかったようです。紛らわしい。

別に中身を見たいとも思いませんでしたが、本エントリを書くにあたってリンクを、、とググってみたら、、、



Tuesday 19 April 2016

earthquake research

ハイペースで余震が発生している熊本大地震ですが、早速UAVが活躍しているようです。

UAVによる動画 by 国土地理院

出展明示さえすれば転載自由という気前の良さ!すばらしい


で、仕事の早い知人が早速処理をしたとのこと

The 2016 Kumamoto Earthquake -1-

The 2016 Kumamoto Earthquake -2-

sketchfab、ランタン調査結果の公開手段として有効そうです。


関係しているUAV業界の中では、国土交通省からの注意喚起に留意することはもちろんのこと、

・緊急性の高くない目的(自分にとってでなく住民にとって)で、かつ必ずしも安全性の高くないシステム(機体のみならず運用者の技量も含む)を被災地で運用するのは、今は避けるべき

・山の中や田んぼの中はその限りではありませんが、制御を失って飛んで行ってしまう事故もあることにも留意する

ことなどが呼びかけられています。至極ごもっとも。

Saturday 16 April 2016

incorrect descriptions

去年、地震前のネパールの学会であったSurendraがなかなか面白い論文を出して、あちこちで取り上げられてます。

Climate-driven polar motion: 2003–2015 in Science Advances

で、主題はこちらではなくて、こっちの記事

「北極点がイギリス側に移動」という新事実 in Yahoo Japan

この記事、二つのポイントでテキトーなことを書いてます。

さぁ、どこでしょ?




Thursday 14 April 2016

app for himalayan glacier change

中国で大きな予算がついている、The Third Pole Environment Projectのニュースレターにリンクがあって気付きました。

Data app: Glacier change in the Himalayas in The Third Pole

第三極!と謳っている割にはチベットのデータが無くてネパールとブータンだけとか、なぜかデータソースがICIMODのものとか、いろいろ

大人の事情

が感じられるアプリとなっております。


それにしても、Sunalの論文が受理されてホントによかった。。。

Wednesday 13 April 2016

determining subjects

最近(といっても昨年かな)購読している研究系のブログでよい記事があったのでご紹介。

既に時遅し、な読者の方はスルーして下さいな。

誰も教えてくれなかった、研究テーマの選び方:考慮すべき15のポイント in 日本の科学と技術

実験系特有の躓きポイントもあるようですが、参考になると思います。

それにしても300論文かぁ~すげぇ~
って、感心してる場合じゃ無いだろ!オレ!


ちなみにこのブログ、ためになるエントリが多いのですが、時々猛毒系のエントリもあります。刺激が強すぎるので、リンクは貼りません。勇気(=有期)のある人は探してみて下さい。
cozyは有期でないにも関わらず、危うく帰ってこれないんじゃないかと思うくらい心が暗くなりました。

Tuesday 12 April 2016

manually based virtual realty

すばらしい! んがっ、二回目は無理だな。。。



時々空中で回るヤツとかありますが、あれもなんとかできれば完璧!

Monday 11 April 2016

screaming marmot

妙にツボにはまってしまい、何度も見てしまいます。



疲れてるのかなぁ~


ちなみにこちらがオリジナル。なぜ↑の叫び声をあてようと思ったか (笑



Sunday 10 April 2016

guidelines must read

とある研究コミュニティ経由の情報

無人航空機(UAV)で円滑かつ安全な測量ができるマニュアルを作成しました in 国土地理院

日本国内のお話しではありますが、UAV測量時代の到来を感じさせますね。

cozyは測量っぽいことを散々やってきていますが、実は体系だって学んだことがありません(汗

でもまぁ、ちゃんと誤差評価はしているし、いいよね?
って誰に聞いてる?

Saturday 9 April 2016

liberate your data

少し古いですが、とある方面には耳が痛いコラムがあるのに気付きました。

Liberating field science samples and data in Science

まぁこれまで何十年もデータを抱え込んできた人たちですからね、こんなこと言われてもちっとも気にしないんでしょうけど。というか、こういう記事に目をとめることもないんでしょう。


ignoratio elenchi

先日のfree ASTERのエントリに対するnagyさんのコメント

> 「元は税金なんだから」は高速道路代や水道代と同じで

すっかり愛社精神が身についていて何より
嫌みじゃなくてね。いやホント

でもね、メンテナンスが必要なものと、そうでないものとは区別する必要があると思います。そういう意味でこの二つは例えとしてはうまくない。

ASTERやLandsatがタダにできて、ALOSがタダにできない理由、ってのを示していただかないと。
でもね、たぶん守秘義務とかいろいろなのに引っかかるだろうから、やめておいた方がいいと思いますよ。


プロジェクト(=税金)をゲットして、その多くが元が税金のプロダクトを購入するのに充てられて、、、ってのを見てると、

なんだかなぁ~

って思うんですよね。

早くエラクなって改革してちょうだいな。

Friday 8 April 2016

paper utilizes big data

この春からこれ系(=古気候)の学生さんが入ったのでご紹介
読んどけよっ!ってことだ!

Northern Hemisphere hydroclimate variability over the past twelve centuries in Nature

Climate science: Water's past revisited to predict its future as News and Views

年輪やらアイスコアやら堆積物やらのデータをかき集めて、水循環を見直した。というお話し。

本来、古気候屋さんがやるべき&やりたいことなんでしょうが、皆さんご自身のサンプルの分析で手一杯なのでしょう。
悔しがっている人も多いに違いない

最近査読したちょっとお高い雑誌の論文原稿が、まさにこの手法を使っていました。流行ってるのかな?

a paper makes us high blood pressure

ちょっと血圧が上がる論文の公開査読がTCDで始まりました。

Quantifying ice loss in the eastern Himalayas since 1974 using declassified spy satellite imagery in TCD

カンチェンジュンガが入ってないようでちょっと安心。
急がねば!

Bolch+2011とGardelle+2013を引用しつつ、Nuimura+2012を無視するたぁ~どういう了見だコラ!

ブータン唯一の現地観測(Tshering and Fujita 2016)無視するたぁ~エエ根性しとるなワレ!

4/8追記 デブリ表面の低下を議論してるくせにnagai+2013無視するたぁ~なんやワレ!(河内弁でどうぞよろしく)

と、査読を引き受けた関係者は、cozyの替わりにオブラートにくるんで優しくやんわりと言ってあげてください。

Thursday 7 April 2016

freely available

マイナビニュース、情報が早いのはありがたいのですが、プレスリリースとかにリンク貼ってくれないのが困りもの。他のマスコミ関係も似たようなものですが。なんかそういう決まり事でもあるんでしょうか?

まぁそれはともかく。

産総研、地球観測衛星データ「ASTER-VA」を無償提供 - ビジネス利用も可 in mynavinews

おぉ、ついに無料開放か!でも、どのプロダクト??

と半信半疑でしたが、アリゾナ方面からも、

++++++++
This development has been in the works for 2 years, but finally, we have it!
http://phys.org/news/2016-04-nasa-japan-aster-earth.html
++++++++

という喜びのアナウンスが来たので、確かな情報のようです。ASTERは当初から低価格で入手できたので、大変助かりました。cozyも衛星データをゴリゴリ使い出したのはASTERからでした。

これまで相当投資してきましたが、それに見合った成果は出し切ったので、まぁ、「くっそ~金返せ!」という気にはなりません。

衛星観測データに付加価値を付けた「ASTER-VA」を無償提供 in 産総研

発展途上国の人たちがアクティブに使えるようになるのは素晴らしいことです。これぞ国際貢献!


ところで、クソ高いALOSの代金はどこに消えているんでしょうか?元は税金なんだからこのASTERやNASAを見習って欲しいものです。

Wednesday 6 April 2016

how much is it?

eBeeが日本でも手に入るようになったそうです!

スイスに直接問い合わせた際にも、「直接売るよ~教育機関向けは安くしとくよ~」との回答がありましたが、その問い合わせの直後にスイスフランが暴騰し、手が届かない存在になっていました。

さて、おいくらなんざんしょか?

現在問い合わせ中につき、回答がドキドキです。赤字覚悟で買っちゃうか?